偏食克服を目的とした食育シリアスゲーム 「Food Practice Shooter」の開発

タグ:
日時:
2013年08月21日(水)
形式: インタラクティブセッション
受講スキル:
シリアスゲーム、ゲーミフィケーションへの興味がある方。
受講者が得られるであろう知見:
ゲーミフィケーション、シリアスゲームの応用例、ゲームのあり方、
セッションの内容

近年、海外からの食料輸入の増加に加え、食の国際化が進んでいます。食べたいものを好きなだけ食べ、嫌いなものを食べない、いわゆる『偏食』や『好き嫌 い』する人口が増加しています。このように偏った食生活を続けていると「高脂血圧症」や「骨粗しょう症」などの症状を引き起こす要因のひとつになると言わ れております。
我々はゲームを用いて『偏食』や『好き嫌い』を克服することを目的とした『偏食克服システムの開発』を行なっています。ゲームコンテンツのクリア条件とし て飲食物の「摂取」と、「咀嚼」、そして「笑顔」が必要です。これらの条件をクリアしないとゲームコンテンツを進めることができません。
本システムを用いることで、偏食を克服することを目的としたゲーミフィケーションの応用例を示します。


講演資料

  • C13_33.pdf

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講演者プロフィール

小坂崇之

小坂崇之
所属 : 神奈川工科大学
役職 : 情報学部 情報メディア学科<br>助教

2007 年に金沢工業大学 工学研究科 博士後期課程(情報工学専攻)単位取得退学後、金沢工業高等専門学校 グローバル情報工学科准教授、金沢工業大学 情報学部 メディア情報工学科 非常勤講師にて、VRの研究に従事。2011から神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 助教を務める。
【受賞歴】
○Asia Digital Art Award FUKUOKA 2012 エンターテインメント(産業応用)部門 入賞
○電子工作コンテスト2012 エンジニアtype賞,横浜中華街 三国志賞
○LavalVirtual2010 Awards "Medicine and Health" 受賞
○石川コンテンツマーケット2010 最優秀賞
○第8回 芸術科学会展2010 第4部門 ゲーム・アプリ・ガジェット部門 最優秀賞
○第7回 芸術科学会展2009 インタラクティブ部門 最優秀賞
○エンタテインメントコンピューティング2008 関西テレビ・カンテーレ賞
○エンタテインメントコンピューティング2008 芸術科学会・最優秀論文賞
○情報処理学会 平成19年度山下記念研究賞

【書籍】
○白井暁彦, 小坂崇之, 木村秀敬, くるくる研究室.「WiiRemoteプログラミング」


《講師からのメッセージ》

私自身、テレビゲームはほとんどやりません。
現在のテレビゲーム(モニタ+コントローラ)というゲームスタイルシステムは、30年ほど前に発売されたファミリーコンピュータから変わることがありません。

30年たって変わったのは、何でしょうか?
グラフィックが綺麗になったぐらいではないでしょうか?

ゲームシステムとしては、30年前と大きく変わることはありません。

野生動物は遊びを通じて「狩り」の方法を学びます。人間の子供は、積木やおもちゃを通じで物理現象を学びます。
本来、ゲーム、遊びとは、学びの方法であるはずです。

現在のゲームはどうでしょうか?

っという当たりを討論させていただければと思います。

http://www.kosaka-lab.com/kosaka_laboratory/