IGDA日本では、2011年から、アマチュアの学生やプロゲーム開発者の混在即席チームが30時間で集中してゲームを作るハッカソンイベント「福島GameJam」を毎夏開催しています。本セッションでは開催に至る経緯や実際の内容、目指しているものをご紹介し、ゲーム産業と社会貢献活動についてお話します。また、海外のGlobal Game Jam等の事例も踏まえて、ゲームジャムが持つ様々な側面とポテンシャルについてご紹介します。
※ 本招待セッションは、IGDA日本(国際ゲーム開発者協会日本)とのコラボレーション企画セッションとなります。
講演者プロフィール
中林 寿文
1974 年生。1999 年サイバーズ株式会社を創業し代表取締役就任(現任)。コミュニティサービスの運営やコンサルティングの他、オンラインゲーム/ ソーシャルゲームの開発支援も手がける。また、本業のかたわら大学院に通い、修士(工学)を修了。2012 年12月に国際ゲーム開発者協会日本(IGDA 日本)のNPO 法人化に伴い副理事長就任。福島GameJam のプロジェクトリーダーなどを務める。また、社団法人人工知能学会の広報委員も務める。
《講師からのメッセージ》
新 清士
1970年生まれ、慶應義塾大学商学部、及び、環境情報学部卒。他に、立命館大学映像学部非常勤講師。NPO国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)名誉理事。日本経済新聞電子版やビジネスファミ通や、ビジネスファミ通「デジタルと人が夢見る力」、週刊アゴラ「ゲーム産業の興亡」など。著書に『ゲーム産業の興亡』(アゴラブックス)。 調査などに「シンガポールゲームカンファレンス『Casual Connect Asia2013』」海外出張調査専門家(ジェトロ福岡)。東京ゲームショウで、インディペンデントゲーム開発者向けの国際プレゼンテーションイベント「センス・オブ・ワンダーナイト」の運営などに関わる。
《講師からのメッセージ》
長久勝
ゲーム、映像配信の技術職を経て現職。ソフトウェア工学教育と、学術クラウドに携わっている。早稲田大学MNC非常勤講師兼務。NADEC主宰、ゲームコミュニティサミット2013実行委員、IGDA日本 福島ゲームジャムT/F副世話人。単著「Javaゲームプログラミング アルゴリズムとフレームワーク」、雑誌特集「生物の生きるしくみを応用する免疫アルゴリズム」、TopSE修了制作「FDRによるRPGシナリオの検証」、共著「ゲームクリエイターが知るべき97のこと」。CEDECでは、2005-2011「ゲームAI RT」、CEDECラボ2008プログラム委員、2009講演「僕より賢いSATソルバー」。