日本アニメの伝説、金田伊功氏がゲームに残した物

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日時:
2011年09月07日(水)13時30分〜14時30分
形式: セッション(60分)
受講スキル:
日本が誇る、アニメーションとゲームという2大コンテンツの双方をリスペクトできる方。この2つの融合領域に興味のある方
受講者が得られるであろう知見:
・金田伊功氏のゲームにおける仕事の全貌 ・一流アニメーターの手腕が、いかにゲームに応用されたかの実例 ・日本アニメの誇張表現をリアルタイム3DCGに応用する手段
セッションの内容

日本のアニメ界のモーション表現に、「金田パース」と呼ばれる独自の手法を築き、一昨年57歳で他界されたスターアニメーター故金田伊功氏。多くのアニメ作家に強い影響を与えた氏が、そのフィールドをゲームに移して実現したものは何だったのか? 実際に氏と作品を作っていたゲームクリエイターにより、ゲームは氏から何を学んだのか?ゲームという制約の中で氏にどのように動いてもらったのか?などを中心に、アニメ業界とゲーム業界の「モーション」の差と演出の違いや、試行錯誤から確立された一流アニメーターとの協業手法を紹介します。


講演資料

  • C11_I0036.pdf

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絵コンテ資料









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講演者プロフィール

遠藤 雅伸

遠藤 雅伸
所属 : CEDEC 2011運営委員会
役職 : プログラムワーキンググループ・ゲームデザイン 株式会社モバイル&ゲームスタジオ

時田貴司

時田貴司
所属 : 株式会社スクウェア・エニックス
役職 : モバイル事業部シニア・マネージャー/プロデューサー

1984年、グラフィックデザイナーとして(株)ZAP入社。MSXやPCのゲーム開発に携わる。 


1986年、旧スクウェアに入社。 

グラフィックデザイナーとして「FINAL FANTASY」「半熟英雄」「魔界塔士Sa・Ga」を制作。 

ゲームデザイナーとして「FINAL FANTASY 」「半熟英雄~ああ、世界よ半熟なれ~」を制作。 


ディレクター作品は「LIVE A LIVE」「クロノ・トリガー」 

「パラサイト・イヴ」「チョコボレーシング−幻界へのロード−」など。 


プロデューサーとして「半熟英雄」シリーズ、「ナナシ ノ ゲエム」シリーズを制作。 


現在シナリオ配信型のRPG「FINAL FANTASY LEGENDS -光と闇の戦士-」を制作中。 


《講師からのメッセージ》


金田伊功さんが亡くなられてもう二年になります…。 


独創的な表現でアニメーションというエンターテイメントを確立し幾多の名作を残した金田さん。 

映画『FINAL FANTASY』制作を機に旧スクウェアに入社後も、ジャンルやカテゴリー、世代というあらゆる枠を越えて、真摯に楽しく、静かに熱くエンターテイメントを創り続けてきた金田さん。 


今回、遠藤雅伸さんのお声掛けで、金田さんの様々なプロジェクトでのゲーム制作のお仕事をまとめさせていただくこととなりました。 


金田さんの作品で育ったファンとして、共に作品を作った同胞として、そして金田さんのスピリットを継ぐ者として、遠藤さんとトークセッションの形でご紹介したいと思います。