海外のパブリッシャーにどうやって企画のプレゼンをすればいいか?

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日時:
2006年09月01日(金)17時00分〜18時30分
形式: レギュラーセッション
受講スキル:
特になし。
セッションの内容

日本のゲーム市場の落ち込みと共に海外ゲーム市場でのリターンを期待した企画の立案が望まれるという以上に必須となっている現状がある。日本で制作されたゲームは日本的なものでも海外のゲーム市場には受け入れられるケースもあるが、日本のゲーム開発者は国内市場からの回収だけでなく将来的に海外市場を視野に入れた企画立案を迫られるし、海外のパブリッシャーと直接委託開発またはライセンス契約するケースが大いに考えられるといえよう。ゲーム企画の持ち込みはどのような手順ですればよいのか?どのようなプレゼンの仕方が最も効果的か?北米のゲームビジネスは日本とどう違うのか?そのような疑問を海外パブリッシャー側の買付け担当者の立場から舞台裏を説明したいと思う。


講演資料

  • r43.lzh

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講演者プロフィール

古堅 亜理佐

古堅 亜理佐
所属 : UBIソフト
役職 : パブリッシング 事業開発部シニアマネージャー

沖縄県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、Fisher Graduate School of International Business でMBA収得。
シリコンバレーでハイテク企業でのマーケティング職を得て、1999年UBIソフト入社。
現在Ubisoft Entertainmentの事業開発部でシニアマネージャーとしてゲームソフトの買付けや委託開発先の契約交渉を担当。
日本の開発会社のみでなく世界中のゲーム開発会社やクリエーターからの企画プレゼンを年間1,000件近く受け評価、UBIソフト社内での検討プロセスに従事し、契約書交渉を担当している。
UBIソフト入社後今までに契約したゲームライセンスの件数は約50タイトル以上にのぼり、そのうち個人的に担当した日本のゲーム会社との契約は約8割を占める。契約されたゲームソフトはUBIソフトの持つ世界的規模の流通網を通じ、北米、欧州各国、アフリカ、オセアニア諸国で販売され、販売本数は通算約300万本。
UBIソフトは1986年にフランスにて創立、今期北米では大手5社、欧州では大手3社の大手ゲームパブリッシャーの一社。従業員は3,500 人、売上高779億ドルに上る。主なソフトとしては「Ghost Recon」、「Splinter Cell」「Prince of Persia」等がある。
在米歴通算11年。在サンフランシスコ。