プロシージャルなShell Texture生成を用いた埃の高速描画手法

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日時:
2013年08月23日(金)14時50分〜15時20分
形式: ショートセッション(25分)
受講スキル:
GPUを用いたグラフィクスレンダリングに関する簡単な知識<br />プログラマブルシェーダの理解
受講者が得られるであろう知見:
プロシージャルアプローチによるテクスチャ生成<br />近似的なボリュームレンダリングであるShell法の実装方法
セッションの内容

近年重要視されている汚れの表現を題材に、プロシージャルな埃の堆積による汚れの表現手法をご紹介します。従来の表現では、埃の堆積による厚みの表現や堆積物自体の表現が十分に満たされていませんでした。提案法では、上記の問題に対して近似的なボリュームレンダリング手法であるShell法のShell Textureを生成することで実現します。Perlin noiseと簡易なパラメータを用いて凹凸のある埃の堆積表面と短繊維をプロシージャルに生成することにより、Shell法に必要なTextureのメモリを必要とせず、高速に汚れの表現を実現する手法となっています。本セッションではこの提案法の詳細を軸に、プロシージャルなアプローチによるShell Texture生成の技術の解説を行います。


講演資料

  • C13_80.pptx

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講演者プロフィール

安達翔平

安達翔平
所属 : 早稲田大学
役職 : 理工学術院<br>修士1年

2012年早稲田大学先進理工学部卒業. 現在、同大学院先進理工学研究科在籍.
Visual Computing / グラフィクスとCAD 合同シンポジウム 2013 Poster session にて発表予定


共同研究者


宇梶 弘晃 / 早稲田大学
森島 繁生 / 早稲田大学