2007年現在、携帯電話および携帯ゲーム機の性能向上などを受け、一時衰退していたアドベンチャーゲーム(以下ADV)が復権の傾向を見せている。
ここでは、主として家庭用据え置き型ゲーム機およびPCゲームのソフトとして成長をしてきたADVの成立過程と発展の歴史を簡単に概説した上で、パネラーとディスカッションを行い、再び盛り上がりをみせ始めたADVおよびそれをとりまく現状を考察したい。
(昨年のR10セッションの関連セッションです。
昨年のパネラーは吉田氏、東氏、浦野氏、芝村氏。モデレーターは板垣氏)
参考URL 下記他DengekiOnLine,4Gamer,famitsu.com様にご掲載頂きました。
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0608/30/news083.html
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0608/30/news083_2.html
講演者プロフィール
原田真幸
同社プロデューサー。近作に『実録!鬼嫁日記』『Fate/タイガーころしあむ』『アナタヲユルサナイ』。
南野信吾
1970年生まれ、出身地大阪。1995年エピックソニーと契約、作曲・作詞・ディレクション・パフォーマンス等、プロミュージシャンとして作品をリリース。その後、数々のレーベルを経験、原版制作・デザイン・音楽出版・新人育成・マネージメント・イベント・営業・広報・と音楽事業のほぼ全てを経験し、 2007年株式会社デジターボに入社。株式会社二トロプラスのプロモーション部も兼任し現在に至る。
堀幸司
アドベンチャーゲーム作としては『リフレインラブ』『プライムガール』など。
芝村裕吏
株式会社ベック所属のゲームデザイナー他。ゲームデザイン・シナリオ・文芸設定・背景設定・考証・調整・仕様書の作成・規格・手続きの作成のほか、宴会部長を歴任する。作品は多く『ガンパレード』シリーズや『絢爛舞踏祭』(ともにSCE)の他、エヴァンゲリオン2(バンダイ)やデルトラクエスト(BNG)などを手がける。作品多数につき乗ってないのもありますが、許して。
末永く遊べるゲームを作ることをモットーにしているほか、ユーザーとの対話をとても大切にしている。
板垣 貴幸(モデレーター)
同社のプロジェクト&プロダクトマネジメントやネゴシエートを倫理・法務・ライセンス分野を含めて行っている。開発現場上がりで現在に至る。
2003年よりCEDEC Adv. Board
http://cedec.cesa.or.jp/contents/cedecadviser.html