Hack For Japanは、“東日本大震災に対し、自分たちの開発スキルを役立てたい”と考える開発者の想いを形にするための、他に類を見ない取り組みです。その成り立ちとこれまでの活動を紹介しながら、Hack For Japanという「現象」について、成果と課題を共有させていただくと共に、「新しい開発者コミュニティのあり方」という視点からもHack For Japanを眺めます。
講演者プロフィール
白石 俊平
Java EEエンジニア、フリーのテクニカルライターを経て、2010年3月にOpenWeb Technology社を設立。
現在は、Web技術を活用して世界を善くしたい、と言う野望を胸に、社会事業への取り組みを開始。
HTML5の普及・促進・情報共有を目指すHTML5開発者コミュニティ「HTML5-developers-jp」管理人、Google公認 API Expert (HTML5)、Japan Java User Group幹事、Microsoft Most
Valuable Professionalなども務める。
著書に「HTML5&API入門」(日経BP) 、「HTML5ガイドブック」(共著、2010 インプレス)、「Google
Gearsスタートガイド」(技術評論社)がある。
《講師からのメッセージ》
Hack For Japanは、「東日本大震災のために、エンジニアができることは何か?」という想いから発生した開発者コミュニティです。そして、「ハッカソン」というイベントを通じて社会を変えていこうとする、恐らく世界でも類を見ない取り組みでもあります。エンジニアが持つ開発の力は決して小さなものではなく、社会を大きく変えていける。その可能性を求めて、日々悩み、苦しみながらも、楽しく活動を続けています。エンジニアの力を信じたい人に、Hack For Japanという取り組みを知っていただきたいという思いで、今回は登壇させて頂きます。宜しくお願いいたします。