CPUのマルチコア化などで複雑化する次世代ゲーム機のプログラミングモデル。技術系ライターの後藤弘茂氏とともに、次世代機とそれを取り巻く技術トレンドを解説。開発者がどのような体制や環境を整える必要があるかを提案いたします。
そして、いよいよ今年リリースされる新プログラミングツール「CodeWarrior Radixテクノロジー」。次世代機の登場に向け大きな進化を遂げたこのゲーム開発環境は、拡張性を最大限に高めるように設計されたライトウェイトな C++フレームワークであり、マルチプラットフォーム用最新プログラミングツールです。開発チームのワークフローやコミュニケーションを円滑にし、複雑化するゲーム開発の生産性を向上させる「CodeWarrior Radixテクノロジー」を初のデモンストレーションを交えて解説致します。
講演者プロフィール
大嶋 浩司
1992年 東京農工大学工学部電子工学科を卒業
1992年 日立ソフトウエアエンジニアリングに入社、組込みプロセッサ向けC/C++コンパイラの開発に携わる
1999年 メトロワークス株式会社に入社、組込み分野、コンスーマゲーム機器の開発ツールCodeWarriorの開発に携わる
2005年 メトロワークス株式会社のフリースケールセミコンダクタ社への統合によりフリースケール・セミコンダクタ・ジャパンに入社
2006年 現在、フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社 技術本部応用技術部 部長を務める。
脇ノ谷 敬之
2000年 メトロワークス株式会社に入社、開発ツールCodeWarriorの開発に携わる
2005年 メトロワークス株式会社のフリースケール・セミコンダクタ・ ジャパン株式会社への統合によりフリースケール・セミコ ンダクタ・ジャパン 株式会社に入社
後藤 弘茂
テクニカルジャーナリスト。CPU、GPU、メモリ、ゲーム機本体などのハードウェア系に強く、次世代機種の方向やビジネス展開についての分析記事を執筆。Web上では『PC Watch』(Impress Watch)、紙媒体では『DOS/V PowerReport』(インプレスジャパン)、『日経WinPC』(日経BP)、『DOS/V SPECIAL』(毎日コミュニケーションズ)などで連載中。