日本の開発現場におけるキャラクタRIG事例を紹介しつつ、海外におけるキャラクタRIGの状況も踏まえて、多様化、高度化を求められている、これからのキャラクタRIGとはどういったものが考えられるか、またそれを実現するための課題についてパネル・ディスカッションを行います。
本セッションでは事前に公開する資料を踏まえて、ディスカッションを開始致します。
事前資料を参照した上で、当日参加いただくと、より理解し易くなると思います。
事前資料のダウンロード:
http://web.me.com/ted_kanakubo/Document_Download/Document_Download.html
講演者プロフィール
金久保 哲也
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株式会社バンダイナムコゲームス 開発スタジオ アドバンストテクノロジディビジョン 技術部 モーション課 シニアテクニカルアニメーター。1991年に株式会社ナムコ(現・(株)バンダイナムコゲームス)入社。CG映像製作、大型業務用タイトル、家庭用タイトルの開発にアニメーターとして携わる。現在、モーションキャプチャースタジオの運営、アニメーション制作技術の開発支援に従事。
亀井 敏征
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2001年 ディンプス入社
「ドラゴンボールZ(PS2)」シリーズでは演出・キャラクターアニメーションを担当。いくつかのプロジェクトを経て、「ストリートファイターIV」シリーズでは、ゲームグラフィックパートの統括兼テクニカルアーティストを担当。
佐々木 隆典
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建築やエンジニアリング分野のCG制作業務などを経て、1996年にスクウェアに入社。Final Fantasy シリーズなど多くのタイトルでツール開発やCGムービー制作に携わる。
2002年にコナミに入社、Enthusia でプログラマー、Metal Gear Solid 4 でリギングエンジニアを担当。
2007年にスクウェア・エニックスに入社。現在、技術部門にてDCCツールの社内運用の取り纏めや各種プラグイン開発などを行うチームを担当。
過去のCEDEC講演:
2008年 ゲーム制作現場でのDCCツール活用事例 ~リアルタイムシェーダーの周辺から
2010年 リアルタイムリグ ~DCCツールと実機で動作する補助関節のセットアップ
《講師からのメッセージ》
今年は、TAラウンドテーブルと、キャラクタRIGパネルディスカッションにそれぞれ参加させて頂く事になりました。異なるセッション形式で、皆様と意見交換出来るのが楽しみです。
矢口 善久
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1994年度株式会社ナムコ(現・(株)バンダイナムコゲームス)入社。
初代「鉄拳」の頃より3Dキャラクターアニメーションに関わって以来
「鉄拳」シリーズ「SOULCALIBUR」シリーズ等一連のナムコ対戦格闘ゲームのアニメーション制作に携わる
直近で関わったタイトル「機動戦士ガンダム エクストリームVS.」
2008年CEDEC2008にて「ソウルキャリバーシリーズのキャラクターアニメーション」講演