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日時:
2006年09月01日(金)15時00分〜16時30分
形式: ラウンドテーブル
受講スキル:
記載なし
セッションの内容
国際学会Digra2007の東京開催が確定するなど、日本にも本格的にゲームが学問として認められる時期が訪れようとしている。Digraを中心にゲーム開発者も参加して進められている「ゲーム原論」ともいうべき学問分野の成立は、ゲーム産業にもフィードバックされ評価を受けつつある。一方で、日本ではゲームを専門とする研究者の絶対的な不足や、産業と研究機関との関係の確立不足など克服すべき課題も多い。また、日本的な「ゲーム原論」のあり方も存在しうるはずである。このラウンドテーブルでは、課題を考えつつも、日本的なゲーム学のあり方の可能性について議論する。
講演者プロフィール
井上 明人(モデレーター)
所属 : 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
役職 : 研究員
慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科終了。慶應義塾SFC研究所訪問研究員を経て、現職。専門は、ゲームデザインやその言説の研究。06年4月より「コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会」を運営開始。韓国の「ゲーム研究」についての調査を進行中。Blog「Critique of games(ビデオゲームをめぐる問いと思索)」で活動中。
http://www.critiqueofgames.net/
征矢 健太郎 パネラー
所属 : 有限会社シフト
役職 : Web開発担当
1982年茨城県出身。慶應義塾大学環境情報学部卒。現在、有限会社シフトにて「ブロ電」などのWebコンテンツの開発を担当。大学在学中より主に海外のゲームデザイン研究について調査。
[Blog 羨望は無知] http://d.hatena.ne.jp/ConquestArrow/