LLM翻訳ツールの開発と海外のお客様対応等への社内導入事例

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日時:
2025年07月22日(火)13時40分〜14時40分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
・バイリンガルな人材は採用できないが、海外のお客様にもゲームをリリースしたい方 ・言語が違う人同士とでも、ユーザフィードバックをスピーディに反映したい方 ・生成AIを利用した事がある方
受講者が得られるであろう知見:
・用語集を使ったLLM翻訳のやり方とその効果 ・評価指標を用いた翻訳文章の評価について
セッションの内容

多言語でグローバル配信するライブゲームタイトルにおける、お客様からのお問い合わせ対応について、社内向けのLLM翻訳ツールを整備し、オペレーション工数やヒューマンエラーの削減、お客様への回答スピードの向上を図りました。何か役に立つ事があれば幸いです。


講演資料

  • LLM翻訳ツールの開発と海外のお客様対応等への社内導入事例.pdf

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講演者プロフィール

郡司 匡弘

郡司 匡弘
所属 : 株式会社WFS
部署 : スタジオ本部 / 技術室
役職 : マネージャー・リードデータエンジニア

略歴
・2015年グリー株式会社に入社
・スマートフォンゲームの共通基盤(課金・認証)のエンジニアを担当
・ファンコミュニティサービスのFanbeatsの開発責任者
・ゲームのログ分析基盤の開発責任者
・生成AI系の研究開発を実施中

過去の公演
・CEDEC2018:「モバイルゲームのお問い合わせ対応にてAIチャットボットを導入してお問い合わせ件数を約20%削減した話」
・CEDEC2022:「1日10億件のモバイルゲームのログをログ分析基盤で低コストで運用した話」
・GREE Tech Conference 2023:「アナザーエデンの5年前のログを引っ越してデータドリブンで事業運営プロセスを改善した話」
・Google Cloud Next Tokyo '24:「Vertex AI Searchを使った社内向けAIチャットサービスの構築」

《講演者からのメッセージ》
生成AIを使った事例として参考になれば幸いです!

松井望

松井望
所属 : 株式会社WFS
部署 : スタジオ本部 / WorldWide Operations 室
役職 : マネージャー・シニアプロジェクトマネージャー

前職にて自動編曲エンジン、動画配信サービスを構築。
2013年、エンジニアからディレクターにジョブチェンジし入社。
2014年、スクラムマスターを取得。
2017年からWorld Wide Operations Group にてローカライズ事業に携わる。

《講演者からのメッセージ》
世界のお客様からいただくお問い合わせやご要望を、日本人のゲーム開発スタッフがいち早く対応できるよう、AIの力を借りてみました。AIの活用事例として、みなさまの一助になれば幸いです。

小野幸人

小野幸人
所属 : 株式会社WFS
部署 : Customer & Product Satisfaction部
役職 : シニアマネージャー

大手IPホルダーのゲームカスタマーサポート業務やマネジメントを経験後、2019年にグリーに入社
現在はWFSのカスタマーサポート全般を担当し、トータルで20年以上、ゲームCSに従事

《講演者からのメッセージ》
i-mode時代からゲームカスタマーサポートを経験しているものの、今もって本質的な課題は変わらないと考えています。その中で今回は、海外CSにおけるよくある課題の一つについてお話できればと思います。