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日時:
2025年07月22日(火)11時10分〜12時10分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
・複数のプロジェクトで生まれた知見や技術について、積み上げと共有をしていきたいと考えている方。
・複数のプロジェクトに共通資産を提供していくための地盤や組織を作りたいと考えている方。
・エンジニア横断組織を作ったけど、各プロジェクトとの連携がうまくいっていないと感じている方。
・Unityを使った開発にこれからシフトしていく、あるいは開発ラインを増やしていくうえで、技術の積み上げ方や開発サイクルの回し方などに課題を感じている方。
受講者が得られるであろう知見:
・エンジニア横断組織を軸とした知見や技術を積み上げていく地盤を形成する手段。
・Unityを使ったゲーム開発の資産共有の手法。
・プロジェクトと密に連携した基盤機能の開発サイクルの構築方法。
セッションの内容
DeNAでは「Sharin'」というエンジニアの横断組織を立ち上げています。
Sharin'はゲーム開発に使われるツールやライブラリなどの基盤を作るだけにとどまらず、
一歩踏み込んで各プロジェクトに直接関わりながら基盤機能の導入や課題解決を進めていき、
知見や技術、開発資産などを積み上げて横展開するハブとして活動しています。
本セッションではDeNAのUnityゲーム開発の流れの中で、
Sharin'がどのように結成されプロジェクトを支えていったのかをお話しします。
Unityでのゲーム開発に主眼を置きつつ、開発資産の共有や開発サイクルの改善、
プロジェクトやチームとの連携について、どう工夫したか具体的な手法を交えて紹介していきます。
また、Sharin’で発生した技術的・組織的な課題についても、今後の対策などをお話しします。
講演者プロフィール
酒井 宏基

所属 : 株式会社ディー・エヌ・エー
部署 : ゲームサービス事業本部開発運営統括部第一技術部テクノロジー推進第四グループ
役職 : グループリーダー
2014年にゲーム業界に入り、2017年にDeNAに入社しました。
ゲームの遊び部分の実装もしていましたが、ここ数年はゲーム開発に特化したエンジニア横断組織「Sharin’」にて
フレームワーク/基盤開発とチームマネジメントを担当しています。
《講演者からのメッセージ》
ゲームは開発される過程でさまざまなモノ/知見が生まれていきます。
それらを使い捨てにせず積み上げていくことで、次や今の開発に活かされることが往々にしてあります。
この講演も、皆さまの積み上げのきっかけや一部に少しでもなればと思います。
共同研究・開発者
小松 拓馬(株式会社ディー・エヌ・エー)