理想に挑み、現実に学ぶ:未経験から飛び込んだインディーゲーム開発者のリアル / Berserk or Dieの絵作りとヴァンサバのponcleとの出会い

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日時:
2025年07月23日(水)14時40分〜15時40分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
・インディーゲーム制作に興味のある方 ・2Dゲームのグラフィックに興味のある方
受講者が得られるであろう知見:
・個人・小規模でゲームを制作する上で直面する諸問題と、その向き合い方 ・環境づくりとモチベーションの管理方法 ・2Dゲームのグラフィックの作り方 ・インディーゲームのパブリッシャーとの出会い
セッションの内容

本セッションでは、『ヘルヘル』『Berserk or Die』の開発者様による講演を各30分ずつ実施いたします。一人での開発における絵作りや、poncleによるパブリッシング第1弾として『Berserk or Die』がリリースされるまでの経緯、また未経験から『ヘルヘル』を開発したモノリリスによる試行錯誤の記録と、インディーゲーム開発の魅力について、それぞれの視点から語ります。

【 14:40~15:10】理想に挑み、現実に学ぶ:未経験から飛び込んだインディーゲーム開発者のリアル

業界未経験でインディーゲームの世界に飛び込んだ講演者が、理想に燃える開発初期から、数々の壁に直面するまでのリアルな日々を語ります。思うようにいかないゲームデザイン、終わりの見えないデバッグ、技術的な限界、広報の難しさ―。それでもなお続けたくなる“インディーゲーム開発”の魅力とは何か。試行錯誤の中で見出した課題への対処法とともに、理想と現実のギャップに悩むすべての人に届けたい、等身大の開発記録です。

【 15:10~15:40】Berserk or Dieの絵作りとヴァンサバのponcleとの出会い

私が1人で製作しているBerserk or Dieの絵作りについて、意識したポイントを解説いたします。また、色々な幸運が重なり、どういう経緯でヴァンパイアサバイバーを作ったponcleにパブリッシングをしていただき、ゲーム発売までどのようなことがあったのかをお話しいたします。


講演資料

  • CEDEC_hellhell.pdf

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講演者プロフィール

モーノ

モーノ
所属 : モノリリス
役職 : プログラマー

私たちモノリリスは、プログラム担当のモーノと、アーティストのリリスの二名で活動しています。
現在、初タイトルである『ヘルヘル』をほぼ専業で開発中!
業界未経験だからこそ見えた、インディー開発の理想と現実。
そのギャップに揉まれつつも、楽しくも苦しい毎日を過ごしています。
X(旧Twitter)やYouTubeでも発信しているので、良かったらチェックしてみてください!

《講演者からのメッセージ》
初めまして。
インディーゲーム開発者のモーノと申します。

本講演では、これからインディーゲームを作ろうと思っている方や、インディーゲーム制作に興味がある方に向けて、自分たちが今までぶつかってきたギャップや壁を「理想と現実」と称して例に出しながら、その都度どのように対処し、結果的にどんな学びがあったのかを共有します。

同じ轍を踏まないように、参考にしていただけますと幸いです。

リリス

リリス
所属 : モノリリス
役職 : アーティスト

フリーランスのイラストレーターとして活動するかたわら、ゲーム制作を開始。
現在はゲーム制作ユニット「モノリリス」のアート担当として、世界観やキャラクターデザイン、UIなど幅広いビジュアル面を手がけている。
現在は協力型マルチプレイゲーム『ヘルヘル』を鋭意開発中。

《講演者からのメッセージ》
初めまして。
インディーゲーム開発者のリリスと申します。
ゲーム制作って楽しい!という衝動につき動かされ、気がつけば3年が経ちました。開発初期の自分たちに伝えるなら...?という視点に立ち、現在の私たちが手探りで学んできたことを共有できればと思っています。本講演がわずかでも創作のヒントになれば幸いです。

柴田 直

柴田	直
所属 : Nao Games
役職 : 代表

約20年前ゲーム会社にグラフィックデザイナーとして入社。小さい会社のためディレクター、企画を兼任してプロジェクトを進行。ときにはプログラマーも兼任し、サウンド以外のゲーム制作に必要な要素を経験。
2021年に約17年勤めていた会社から独立しインディーゲームクリエイターとして1人でゲーム制作中。

《講演者からのメッセージ》
私がゲームの絵作りで気を付けている点についてお話いたします。
絵の描き方ではなくどちらかと言うとうまく見せる見せ方ですのでどのような職種の方でも楽しんでいただけると思います。
また、日本のインディーゲームで珍しい体験をしましたのでそのことについても、掻い摘んで経緯をお話いたします。