近年、生成AIはゲーム開発にも大きな影響力を持っています。
しかしながら、生成AIの利用には様々なリスクが伴います。
当セッションでは、株式会社セガにおける生成AIの使用ビジョンを紹介し、
安心安全な活用を実現するために整備されたガバナンス体制についてご説明いたします。
具体的には、生成AI委員会による生成AIガイドラインの策定と改定、社内問い合わせへの調査と裁定に関する取り組みを共有いたします。
講演者プロフィール
矢儀 篤樹

2002年入社。技術本部 テクニカルディレクター 兼 開発技術部 部長 兼 技術統括室 副室長。
プログラマとしてアーケードゲーム開発を経験したのち、
様々なプロジェクトの技術サポートや新規事業開発に従事。
技術本部立ち上げに参画し、2024年にテクニカルディレクターに就任。
《講演者からのメッセージ》
1年前 社内で生成AIを安心安全につかえるようにせよとのオーダーがあり、
仲間を集めるところから始まりました。この1年間で得た知見を皆様にぜひお伝えさせてください。
横島 太志

モバイル向けコンテンツプロバイダやSNSプラットフォーム企業でのサーバーアプリケーション開発を経て、2012年にセガに入社。
Webコンテンツやフレームワークの開発を通じて、ゲームを軸とした新規事業の立ち上げに携わる。
2022年より、社外技術と社内アセットの融合による新たな価値創出を目指し、事業開発を推進中。
CEDEC講演歴
・CEDEC2019 スクラムチームでモブプロ!-立ちはだかる導入・運用の壁とその成果-
・CEDEC2020 在宅勤務でスクラム!
《講演者からのメッセージ》
皆さんの業務や組織の中で、このセッションの内容が何かのキッカケになれば幸いです。