2020年にスマートフォンリズムゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』をリリースしてから、約5年が経過しました。
この5年間で、リズムゲームにおける協力プレイ機能や、ヴァーチャルシンガー達のライブをリアルタイムなコミュニケーションを交えながら楽しむことのできるライブ機能など、様々な新機能のリリースやイベント等の提供を行って参りました。
その背景には、『プロジェクトセカイ』および、通信基盤である Diarkis それぞれの進化がありました。
そしてその2つのプロダクトが一致団結した開発体制の結果、本年2025年には「マイセカイ」という、これまでにはない全く新しい機能をリリースさせていただきました。
本セッションでは『プロジェクトセカイ』と Diarkis がこれまで歩んできた軌跡と、その過程で直面した課題や失敗への対応、さらにはどのような新機能をリリースしてきたかについてお話させていただきます。
講演者プロフィール
高橋信頼

株式会社 Diarkis 代表取締役
オンラインゲームのバックエンド開発に長年従事。
全く新しい大規模通信ミドルウェア「Diarkis」を開発し、2019年に Diarkis を設立。国内外へシェア拡大中
《講演者からのメッセージ》
実際に「Diarkis」を使っていただいているゲーム開発現場からの生の声とご意見を通して、ゲーム開発に関わっているエンジニアの方々だけでなく業界内外いろいろな方々に「Diarkis」についてもっと知っていただけると幸いです。
伊藤 寛起

2011年、株式会社サイバーエージェントに入社
2018年、Colorful Palette設立に合わせ参画し、現在に至る
《講演者からのメッセージ》
前回のセッションではコネクトライブの裏側をお話させていただきました。
今回は2025年1月にリリースされた「マイセカイ」機能を題材に、技術的要件とワークアラウンドのお話をさせていただきます。
コネクトライブ同様様々な試みがありますので、楽しんでいただける内容になっていると思います。
奥村 開里

大学卒業後、株式会社コロプラに入社し、インフラエンジニアとしてキャリアをスタート。現在は、株式会社Diarkisにてサーバーサイドエンジニアを担当しております。特にクラウドアーキテクチャ設計、ネットワーク、パフォーマンス改善等に強みを持ち、今まで携わったゲームサービスのアーキテクト、及びリリースに際したパフォーマンステストや、多事業にわたってアーキテクチャの修正を行ったりといった実績がございます。過去には、ゲーム分野での講演を数回行わせていただいております。
《講演者からのメッセージ》
本日は、私たちDiarkisとColorfulPalette が長らく運用してきましましたプロジェクトセカイの新機能だけではなく二社のリリースしてからどのような変遷を経てその機能リリースにいたったか、といった裏側までお話しさせていただこうと思います。
大々的に話したい新機能から、なかなか話すことないゲーム開発の舞台裏だったりにも触れ、皆様のゲームへの理解を深める一助となれば幸いです。また、皆様からのご質問にもお答えする時間を設けておりますので、ぜひ積極的にご参加ください。