カヤックが累計10億ダウンロードを達成したハイパーカジュアルゲームは、シンプルな操作と直感的な楽しさで、誰でもすぐに遊べるゲームであり、短いプレイ時間でも満足感を得られるデザインが特徴で、高速な開発・運用サイクルが求められます。
ハイパーカジュアルゲームの開発・運用を通じて、新卒メンバーがどのように成長し、1年で1,000万DLの成功をつかんだのか?
本セッションでは、企画・エンジニア・マーケティングの3つの視点から、それぞれの挑戦と学びを紹介します。
ゼロからアイデアを形にし、開発・改善を繰り返し、広告を通じて市場に届けるプロセスの中で、アイデアの磨き方、開発のスピード感、マーケティングの実践力といった、現場で求められるスキルをそれぞれがどのように向き合って習得し、成果につなげたのかをリアルな体験を交えてお話しします。
講演者プロフィール
鬼頭 俊一

中学生の頃、友人とお遊びで始めたScratchのブロックプログラミングで初めてのゲームをつくり、その面白さに惹かれゲーム業界を志す。
大学生時代に弊社がリリースしている”スーパー野田ゲーWORLD”に出会い、やりこんでいるうちにいつの間にか世界大会にまで出場していた。その経験に人生を変えられ2024年4月、まさかの面白法人カヤックに新卒入社。
入社後はハイパーカジュアルゲーム、ハイブリッドカジュアルゲームなどの企画・プログラマとして仕事に携わっている。
《講演者からのメッセージ》
やり込み要素が多くあるゲームをつくることが好みの自分自身にとって、ハイパーカジュアルゲームはつくっていて物足りないかもしれないと入社当時は思っていました。しかし、ハイパーカジュアルゲームはより一層プレイヤーのゲーム体験を意識した開発が求められ、つくって終わりではなくフィードバックをものすごく大切にする必要があるジャンルだと感じています。今までに自身が経験してこなかった新たなゲーム開発経験を新卒ならではの目線でお話できればと思います。
郭 子靖(かく しせい)

ゲームを考えるのが大好きな人間。
大学の卒業制作はシミュレーションゲーム。
ボードゲーム大好きで大学院ボードゲームの研究をした。
様々なゲームを作りたくて、2024年4月面白法人カヤック新卒入社。ハイパーカジュアルゲーム企画・ディレクションに携わる。
2024年10月アメリカ Android 無料 ゲームランキング16位を獲得した「Kissing Now」では企画・ディレクション・レベルデザインを担当。
《講演者からのメッセージ》
新卒として入社してすぐに、世界中の多くの人に遊んでもらえるようなハイパーカジュアルゲームのプロジェクトに、企画から開発、そしてリリース後のアップデートまで一貫して関わることができました。
こんな経験ができるのは、少人数チームでスピーディーに制作するハイパーカジュアルゲームならではだと思います。
「新卒でもここまで関われるんだ!」「こんなゲームのつくりかたもあるんだ!」と感じていただけるような発表を目指しています。
ぜひ気軽に聞きに来ていただけたら嬉しいです!
北村 麻奈

面白法人カヤックに2024年に新卒として入社。
最初は別の事業部の企画職を目指していたが、
面接を重ねる中で、「ゲーム事業部こそ自分が活躍できる場所だ」と感じ、思い切って方向転換を決意。
これまでエンタメが大好きで楽しむ側だった自分が、今度はその魅力をつくる側に立ちたいという思いから、
ゲーム事業部の企画職として、ハイパーカジュアルチームに加わった。
現在、マーケティング担当として、月1億円の広告費を運用し、動向を細かく分析。
チームの仲間がつくったゲームを世界中に届けるため、数字と戦いながら日々挑戦中!
《講演者からのメッセージ》
技術の進化や、世界中を席巻するエンターテイメントが大きな影響を与え、ゲーム業界や広告業界は日々変化しています。
ハイパーカジュアルゲームもその中で急速に進化を遂げ、競争が激化し日々進化しています。
そんな業界に新卒として飛び込んだ私ですが、日々の挑戦の中で多くを学び、成長してきました。
この変化の激しい環境の中でどのように取り組んでいるのか、ぜひお話を聞いていただけると嬉しいです!
谷川ユウジ

高校入学まで周囲に流されるまま過ごすも、徐々に自我が芽生え、「自分のやりたいこと」を追い求めるように。
デザイナーを志して画塾に通うも2年で挫折。英語が得意だったことから国際系大学の受験を目指すが、すぐに燃え尽きこちらも挫折。
その後再起し、1年間の宅浪を経て、静岡県立大学国際関係学部に入学。大学生活の中でプログラミングに出会い、独学を開始。
「どうせなら、自分の好きなものでエンジニアをやりたい」と思い、4年生に上がる前に1年間の休学を決意し、ゲーム制作に没頭。
他社にてハイパーカジュアルゲームのインターンを経験したのち、2024年4月より面白法人カヤック ゲーム事業部にUnityエンジニアとして入社。
現在は、「誰にでも伝わる普遍的なわかりやすさ」と「一目で目を惹く絵作り」を追求しながら、ハイパーカジュアルゲーム制作に日々励んでいる。
《講演者からのメッセージ》
これまで場当たり的な人生を歩み、エンジニアとしてもまだまだ未熟な私ですが、新卒1年目から実務を任せてもらいながら、試行錯誤の日々を過ごしてきました。
この講演では、ハイパーカジュアルゲーム制作における私自身の取り組みや、そこから得られた発見・成果を共有することで、少しでも皆さんの背中を押せるような内容にできればと思っております。