感情分析AIによるゲーム制作におけるプリビズの進化への提示

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日時:
2025年07月24日(木)11時40分〜12時05分
形式: ショートセッション(25分)
受講スキル:
・データおよび生成AIを利用したプリビズの制作に興味がある方 ・エンタメ領域でのデータおよび生成AI利活用に興味がある方
受講者が得られるであろう知見:
・感情とAIによるゲームのカットシーンの分析方法について ・生成AIを活用した分析手法について
セッションの内容

STORYAIは、エンターテインメント分野におけるプリビズ(事前ビジュアライゼーション)を革新するために立ち上げたプロジェクトです。
開発を始めてから7年、リリースから5年が経ちました。その間に、大手出版社、ゲーム会社、映画制作会社など、さまざまな業界の皆さまにご利用いただきながら、STORYAIは着実に進化を遂げてきました。
今回は、Unreal Engineなどのゲームエンジンと連携したプリビズの活用方法について、ひとつの実験的な取り組みをご紹介します。STORYAIがどのように映像制作やゲーム開発の現場で役立つのか、ぜひその可能性を感じていただければと思います。

この実験的な取り組みでは、STORYAIがUnreal EngineとAPIで結合されることで、感情データに基づいたプリビズのプロセスが実現します。これにより、クリエイターはシーンの構成やキャラクターの動きを確認しつつ、AIの活用によって、制作の初期段階で効果検証が可能となり、修正やアイデアのブラッシュアップにかかる時間を大幅に短縮します。
今回、我々が用意したUnreal Engineのプロジェクトを基に、デモをさせていただきます。
今後もSTORYAIは進化を続け、エンターテインメントの未来を見据えた新しい可能性を追求していきます。引き続きご注目ください。


講演資料

  • CEDEC2025_ZEAL_20250724.pdf

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講演者プロフィール

佐藤 颯

佐藤 颯
所属 : 株式会社ジール
部署 : IP Hub
役職 : ジュニアプロデューサー

学生時代は水泳部に所属。自称「いい線いっていた。」
2023年に株式会社ジールに新卒入社。
小売企業の会計システム移行プロジェクトに従事。
2024年7月より現部署に異動。
自社IP「STORYAI」や生成AIを活用したソリューションの企画・開発・プロモーションを担当。

《講演者からのメッセージ》
生成AIが急速に進化し、ゲーム開発への活用が期待されています。
STORYAIはその流れの中で、成果物やプリビズに対してAIがフィードバックを行い、制作の初期段階から継続的な品質向上と効率化を支援するサービスです。

川合 雅寛

川合 雅寛
所属 : 株式会社ジール
部署 : IP Hub
役職 : マネージャー

株式会社ジール IP Hub マネージャー。
大手製造メーカー、大手キャリアを経て起業。10年の起業を経て、株式会社ジールに事業を譲渡しそのままジョイン。
過去にはTBSラジオ、J-WAVE等に出演。雑誌では週刊SPA等に取材歴あり。

《講演者からのメッセージ》
この譲渡した事業であるSTORYAIによるゲーム事業へのAIによる可能性をご紹介します。
STORYAIはエンターテイメント分野のプリビズを改善する事業として立ち上げました。開発開始から7年、リリースから5年の月日が経ち、大手出版社やゲーム会社、映画会社等でご利用されながら着実に進化してきました。
Unreal Engine等とのゲームエンジンによるプリビズ等でどのように活用できるのか、一つの実験をご覧いただければと思います。