タグ:
日時:
2025年07月22日(火)13時40分〜14時40分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
ロボティクスあるいは機械学習への興味
受講者が得られるであろう知見:
・デジタルツイン運用の設計パターン
・SIL・HIL・実車を横断したカバレッジ管理
・Neural Simulation・世界モデルなどを学習フェーズへ統合する設計指針
・最新技術トレンド
・ティアフォーの開発文化
セッションの内容
ティアフォーは現在、デジタルツイン型の総合シミュレーターや機能特化型シミュレーターなどを組み合わせ、テスト・検証パイプラインの一部として運用しています。一方で、エンドツーエンドAI技術が自動運転業界で台頭してきた中、データ戦略の一環としてNeural Simulation、世界モデルなどの最新技術を検討・評価・導入し、データを自己生成しながらモデル学習そのものを加速させるアプローチにも取り組んでいます。本セッションでは、現在使われている基盤と共に、 「これから向かう先」についても紹介します。
講演者プロフィール
高島 芳仁

所属 : 株式会社ティアフォー
部署 : R&Dユニット
役職 : CTO
ペンシルバニア大学コンピュータサイエンスと数学の学士、コンピュータサイエンスの修士を修了。卒業後は、MicrosoftやAmazon/AWS本社にて0から立ち上げる大規模なプロジェクトを主導。日本のAmazon Pointsチームを率いた後、2022年にティアフォーに入社。CTOとして、急成長する自動運転エコシステムの需要に応えるため、ビジネスと技術の両面でイノベーションを推進し、研究開発部門全体を統括。
《講演者からのメッセージ》
リアルタイムレンダリングや物理シミュレーションなど、ゲームで親しんだ技術が自動運転でも活躍しています。本セッションで、その意外な共通点と応用例を覗き見ることで、興味を持っていただければ幸いです。