2024年1月15日に約6.5周年のサービス運用を終了したシノアリス。
メインストーリーを終了したユーザーから「シノアリスだったナニカ」にアプリ自体が変化し、
ユーザー自身がアプリ内でお墓に入る、というシノアリスらしいゲーム体験がユーザーからご好評をいただきました。
「シノアリスだったナニカ」ではアプリのAPIサーバー停止後でも、
メインストーリーやムービー、キャラクターズたちのアセットの閲覧や
運営中に所持していたプレイヤー自身の一部データなどを閲覧することができる上、
運用期間中にアプリを1度もプレイしていなかった方でもシノアリスのユーザーたちのお墓などを閲覧できる、という機能を実現しています。
本講演ではその機能をどのように実装したのか、というところを深掘りしてお話しします。
講演資料
- ソシャゲエンディング後のアプリの実装手法紹介_膨大なアセット、流動的なデータ保存を「シノアリスだったナニカ」はどう扱ったのか.pdf
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講演者プロフィール
高田 美里
2020年ポケラボ中途入社。
以来クライアントエンジニアとしてシノアリスの運営開発に従事。
シノアリスのクローズ周りをリーダーとしてマネジメントしつつ、プレイヤーとしてクライアントメイン実装も担当。
現在は新規プロダクトにてエンジニアセクションリーダーとして従事。
《講演者からのメッセージ》
アプリの多様化に伴い、アプリがサービス終了した場合にユーザーの手元に残るものがより意識される時代になってきたと感じています。
そんな中、約6.5年サービス運用を経て積み重なった膨大なアセット表示と、終わったあとでしか見られないコンテンツを作成した
「シノアリスだったナニカ」の事例は非常に有用な知見となるのではないかと思っています。
ユーザーにとって忘れられないアプリとするための知見とそれを叶える技術を余すことなく詰め込みましたので、ご興味のある方はぜひご覧ください。