メタバースプラットフォームRobloxは、MAU(月間アクティブユーザー)が3億人を超えたと公式発表されています。
世界の総人口79億人を考えると、「実に世界の26人に1人が月に1回以上プレイしている」ということになります。
日本ではゲーム開発者の間でもRobloxはまだ注目度が高くありませんが、
グローバルな視点で見ると「最も注目されているメタバースプラットフォーム」と言っても過言ではありません。
私たちサムライ・ソフトでは2023年秋よりRobloxでのゲーム開発を開始し、
2024年春時点で本格リリースタイトル1本、テストリリースとして20本程度のタイトルを発表しました。
本セッションでは、
・2024年版最新のRobloxを取り巻く環境
・実際に1年間開発してみた結果
について発表し、ノウハウをご共有させていただきます。
講演者プロフィール
井上 敬介
北海道大学工学部卒業後、2000年に株式会社セガ・エンタープライゼス(現:株式会社セガ)に入社。
約6年にわたり「プロサッカークラブをつくろう」シリーズなどの開発に携わる。
その後、ベンチャー企業2社でモバイルコンテンツ開発を経験。
2012年にサムライ・ソフトを設立し、ディレクターとして「バーコードフットボーラー(BFB)」シリーズの開発・運用に従事。
2019年からはブロックチェーンゲーム事業を開始し、2023年にサムライブロックチェーンゲームズを設立。
現在は社内のRoblox開発事業を指揮している。
モットーは「ゲーム開発には神が必要」。
《講演者からのメッセージ》
本セッションにご興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます。
メタバースプラットフォームRobloxは、MAU(月間アクティブユーザー)が3億人を超えていると公式発表されています。
世界の総人口79億人を考えると、「実に世界の26人に1人が月に1回以上プレイしている」ということになります。
日本ではRobloxはまだ注目度が低く、ゲーム開発者の間でもあまり知られていません。
しかし、私は「閉塞感漂う日本のゲーム開発ビジネスの突破口の一つになりうる」と確信しています。
日本でRobloxで開発しているデベロッパーは少なく、情報も乏しいため、
私たちサムライ・ソフトでは自らの手で試行錯誤を重ねてきました。
本セッションではその経験をご共有させていただきます。
皆さんの今後のゲーム開発のヒントになれば幸いです。