DX(開発者体験)の向上を目指すゲーム開発インフラの進化とDX(デジタル変革)

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日時:
2022年08月24日(水)13時30分〜14時30分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
多数の開発者を抱えるゲーム開発インフラの構築に携わる方向け ゲーム開発インフラのクラウド移行を検討している方向け
受講者が得られるであろう知見:
クラウドを活用したゲーム開発インフラによるDX(開発者体験)改善の手法 バンダイナムコスタジオにおけるゲーム開発インフラのDX(デジタル変革)の取り組みの事例
セッションの内容

バンダイナムコスタジオにおけるリモートワーク中心のゲーム開発体制が、COVID-19をきっかけとして始まってから2年以上が経過していますが、いまだ数多くの業務が社内リソースに依存し、VPN接続の不便さや通信ボトルネックに影響を受けるなど、DX(開発者体験)を阻害する要因が残っています。

講演者はそのような問題を解決するため、クラウドを活用したゲーム開発インフラ改善の取り組みを続けてきました。これにはCI/CDパイプラインのクラウド化や、GitHub Enterpriseのようなマネージドサービス(SaaS)の導入といった単純なものから、クラウドデスクトップサービス(DaaS)や局所的クラウドVPN接続のようにインフラ設計や開発ワークフローを根本的に変え得るものが含まれます。

本講演では、そのようなゲーム開発インフラのDX(デジタル変革)の取り組みについて、これまでの成果と進捗を報告するとともに、今後の展望を示します。


講演資料

  • 20220824CEDEC.pdf

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講演者プロフィール

八重樫 剛史

八重樫 剛史
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
部署 : 技術スタジオ 第1グループ コアテクノロジー3部

1999 年株式会社ナムコ (現・株式会社バンダイナムコエンターテインメント) 入社。2012 年株式会社バンダイナムコスタジオ設立に伴う転籍、2018 年株式会社バンダイナムコアミューズメントラボ設立に伴う転籍を経て、2020 年より現職。
かつて Linux PC ベースの業務用システム基板やミドルウェアの開発業務に従事した。最近の業務はモバイルゲームアプリのサーバ開発、Raspberry Pi ベースの IoT 機器ソフトウェアの開発、社内の研究・開発環境のクラウドサービス導入推進、CI/CDパイプライン構築支援など。

《講演者からのメッセージ》
クラウドによるゲーム開発インフラの設計・構築の話題を含むエンジニアリング分野にフォーカスした内容でお届けします。DevOpsやIaCのサンプルプロジェクトも紹介する予定です。よろしくお願いします。