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日時:
2020年09月03日(木)16時45分〜17時45分
形式: レギュラーセッション(60分)
プラットフォーム: アーケード
受講スキル:
組み込みLinuxを活用したエンターテインメント製品のソフトウェア開発に関心のある方。
Raspberry Piなどのマイコンデバイスで動作するLinux向けのアプリ開発の経験がある方。
受講者が得られるであろう知見:
量産製品として通用する組み込みLinuxシステムソフトウェアの構築手法とその事例。
Raspberry Piをターゲットとした組み込みLinuxシステムおよびサービスの参考実装。
セッションの内容
近年のマイコンデバイスの性能向上と技術革新により、IoTやエッジAI端末、ロボット、ビデオゲーム玩具など、組み込みLinuxの製品応用分野は大きく広がりました。それに伴って製品が搭載するコンテンツはさらに大型化し、インターネット接続やオンラインアップデートもあたりまえとなり、システムおよびサービス開発の複雑さはますます増大しています。
本講演では、そのような組み込みLinuxを高度に活用したエンターテインメント製品のソフトウェア開発とサービス運用のノウハウを共有します。また実際の製品開発事例を紹介するとともに、Raspberry Piをターゲットとした組み込みLinuxシステムおよびサービスの参考実装を示します。
講演者プロフィール
八重樫 剛史
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
部署 : 技術スタジオ ネットワークシステム部
1999 年株式会社ナムコ (現・株式会社バンダイナムコエンターテインメント) 入社。2012 年株式会社バンダイナムコスタジオ設立に伴う転籍、2018 年株式会社バンダイナムコアミューズメントラボ設立に伴う転籍を経て、2020 年より現職。
かつて Linux PC ベースの業務用システム基板やミドルウェアの開発業務に従事した。最近の業務はモバイルゲームアプリのサーバ開発、Raspberry Pi ベースの IoT 機器ソフトウェアの開発、社内の研究・開発環境のクラウドサービス導入推進など。
《講演者からのメッセージ》
みなさまのご家庭にある一般的なマイコンデバイスで試すことができる実践的な内容にする予定です。よろしくお願いします。