カービィの開発ツールをつなげて便利に! —ツール・ゲーム連携手法の紹介—

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日時:
2020年09月03日(木)13時00分〜14時00分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
・ゲーム開発および開発環境の開発の経験がある方 ・ゲーム開発や開発環境に興味がある方
受講者が得られるであろう知見:
・ツールとゲームを連携させるメリット ・ツールを整備するときに意識すべきポイント ・実装に使われている様々なツール・ゲームの連携事例と実装方法
セッションの内容

開発環境における様々なツールは直接的・間接的かを問わず何かしらの形式でゲームと連携します。
そして、ツールとゲームの連携がより便利になることでゲーム開発者はゲーム作りの本質に集中できるようになります。

私たちカービィチームの使う内製フレームワーク Frat Framework でも各ツールがゲームと連携しています。
これら連携手法は統一されているわけではなく用途やコストバランスに応じて様々な連携手法を採用しています。

本セッションでは、カービィチームで使われているツール・ゲーム連携の事例とその実装方法と、それにより実現できたワークフローなどを紹介します。


講演資料

  • Cedec2020_PG_ForCedil.pdf

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講演者プロフィール

中野 宏晃

中野 宏晃
所属 : 株式会社ハル研究所
部署 : 開発本部 第1開発部 商品開発課
役職 : エキスパート エンジニア

「星のカービィ スターアライズ」リードテクニカルプログラム担当。

入社後いくつかのタイトル開発経験を経て「星のカービィ Wii」、「星のカービィ トリプルデラックス」ではプログラムディレクターを務める。
「星のカービィ スターアライズ」ではランタイム&非ランタイムのシステム設計・実装、および内製フレームワーク Frat Framework 開発チームとの連携を担当。

《講演者からのメッセージ》
昨年、私たちは初めてCEDECセッションを行い、ハル研究所の内製フレームワークなど、カービィチームの開発環境について紹介しました。
たくさんの方にご参加・ご視聴いただいたなかで、「自分たちも開発環境を充実させたいが具体的なやり方がイメージできない」というお声もいただきました。

そこで今回のセッションでは、どうしてこのようなツールを用意したのかという背景だけでなく、もっと実装のイメージをしていただけるように、使用したライブラリ・設計などを含む具体的な実装も紹介します。
特に開発環境作りの経験が少ない方のご参考になればと思います。