好きなゲームを作ることをあきらめない。スマホインディーの生存戦略。

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日時:
2019年09月04日(水)17時50分〜18時50分
形式: レギュラーセッション(60分)
プラットフォーム: モバイル
受講スキル:
モバイルでのインディーゲームの戦略に興味のある方であれば誰でも楽しんでいただけますが、これからインディーゲーム開発者になりたいと考えている方やモバイル向けにゲームにリリースした経験のある方の場合はより一層理解が深まるでしょう。
受講者が得られるであろう知見:
単体のゲームで成功しようというナイーブな考えを捨てられます。また、遊びきりのゲームでも「生きていける」収益を挙げられる方法の具体例を知ることができます。グローバルな環境でゲームを作り、収益をあげることについての雰囲気がつかめます。
セッションの内容

本セッションでは、シリコンバレーで勤めていたゲーム会社がなくなってしまい、路頭に迷った講演者が「くまのレストラン」で花開くまでの2年間のインディーゲーム開発の軌跡を共有いたします。ガチャもない遊びきりのスマホのストーリーゲームでどうやってグローバルかつ経済的に成功を収めたのか。複数のゲームを積みあげるプラットフォーム効果や、運だけに頼らない集客、独特のマネタイズ、東南アジアでのオフショア開発、技術の蓄積による開発効率の改善についてのノウハウを具体的な事例を交えて解説致します。好きなゲームを作ることをあきらめないゲーム開発者の「生き方」の一つとして参考になれば幸いです。


講演資料

  • Cedec.pdf

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講演者プロフィール

佐藤 大悟

佐藤 大悟
所属 : Daigo Studio

早稲田大学を卒業後、カーネギーメロン大学大学院にてエンターテインメントテクノロジーを専攻。Activision Blizzard、スクウェアエニックス、DeNAを経て独立。Goによる独自ゲームエンジンを共同開発し、「くまのレストラン」がヒット。過去の講演に、CEDEC2011(忍者ロワイヤルの今までと今後)、 GDC2013(Blood Brothers: How a Japanese Mobile RPG Made It to the Top of the American Charts)など。

《講演者からのメッセージ》
個人開発者にとって本当にいい時代になりました。無料で使えるゲームエンジンがあり、マーケットへのアクセスもある。いいゲームを作るだけでは経済的な成功をおさめることはむずかしいでしょうが、本気で向き合えばチャンスはあります。自分の講演がなにかしらのヒントになれば幸いです。