本セッションでは、株式会社サムザップ様によるPhoton Serverの事例、そしてサービス提供元であるExitgames社のCTOによるPhoton Quantumの全容についてご紹介いたします。
株式会社サムザップ様が5月にリリースした「リンクスリングス」の事例紹介では、Photon Serverの利用用途、GCP上でのPhoton Serverの可用性を突きつめた構成、負荷テストの勘所をご紹介いただきます。
いよいよ日本でも販売開始されるPhoton Quantumは、ネットワークエンジン内に予測シミュレーション機能を加えることで、完全なるリアルタイム性をもたせることが可能となった革命的なネットワークゲームエンジンです。海外ではすでに販売され好評を博しているその機能を、日本で初公開します。
講演者プロフィール
萩原 竜二
2000年〜:大手ゲームメーカーにてコンシューマゲーム(PlayStation、Xbox等)やアーケードゲーム開発に携わる。
2012年〜:スマートフォン向けゲームのシステム開発に従事。
2016年〜:現職にてゲーム開発ツールのテクニカルアドバイザーとして活動中。
《講演者からのメッセージ》
ネットワークゲームの開発における実際の開発事例や最新情報をこのセッションで知っていただければと思います!
石井 岳
株式会社サイバーエージェント2016年新卒入社。
サムザップ配属後、クライアントエンジニアとして新規タイトルの開発に携わる。
「リンクスリングス」では、クライアントのCI環境を構築・保守しつつ、
Photon CloudからPhoton Serverへの移行及び、ログ・モニタリング、マスタサーバの冗長化などPhoton Serverの基盤の開発に関わる。
《講演者からのメッセージ》
私共の発表では負荷テストの手法やPhotonマスタサーバの冗長化など、Photon Serverで開発・運用した知見をお伝えします。
今回のセッションを通して、皆様の開発の一助になれれば幸いです。
二宮 章太
株式会社サイバーエージェント2015年新卒入社。
サムザップ配属後、クライアントエンジニアとしていくつかの新規タイトルの開発に携わる。
「リンクスリングス」ではバトルロジックの開発を担当し、Photon Server・Unity両方の開発に関わる。
《講演者からのメッセージ》
今回採用した負荷テストの手法とサーバ構成についてお伝えします。
Photon Serverは情報が得られづらいかと思うので、少しでも参考になればと思います。
クリストフ・ウェグマン
Exit Games社の創設者であり最高技術責任者(CTO)。クロスプラットフォーム対応のリアルタイムマルチプレイ製品「Photon」を開発しています。Photonは350,000を超えるゲームディベロッパーが使用しており、その中にはSquare EnixやUbisoft、Disney、Playdemic、SEGA、Miniclip、Rilisoft、World Golf Tourといった企業が含まれています。高性能なPhoton ServerとPhoton Cloudで、モバイル、PC、コンソール、Web、VR/ARなど一般的な多くのデバイスでのクロスプラットフォームゲームを実現しています。
《講演者からのメッセージ》
日本で登壇するのは実に2年振りとなります。
その間にもゲーム業界のトレンドは変化しつづけていますね。
ExitGamesではその流れを常に意識しながら、Photonを開発し、日々進化させ続けてきました。
今回はその進化の最先端である”Photon Quantum”について日本で初解禁の情報をお届けします。
この情報が皆さんのゲーム開発における新たな挑戦の一助になるであろうことを私は確信しています!
是非セッションでお会いしましょう。そして、一緒に新しい未来を切り開きましょう!