PC版特有のQA対応~『MONSTER HUNTER: WORLD』の場合~

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日時:
2019年09月04日(水)16時30分〜17時30分
形式: レギュラーセッション(60分)
プラットフォーム: PC
受講スキル:
コンソールタイトルでのQA対応経験や制作基準に関する知識を持ったプログラマ、 またはプロジェクトマネージャーで、現在あるいは今後PC版を制作する方。 PCゲームのプレイ経験のある方。
受講者が得られるであろう知見:
PCプラットフォーム固有のQAで必要になる対応項目 QAチームに求められる環境やワークフロー 実際のタイトルで起きうる問題の実例
セッションの内容

ワールドワイドな視点では、PCプラットフォームは非常に大きな市場であり、日本国内開発のタイトルでもコンソール版にPC版を加えたマルチプラットフォーム展開は珍しいものではなくなりました。
しかし、PC版開発におけるQAには固有の課題も多く、コンソール開発に慣れた方でも思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。
『MONSTER HUNTER: WORLD』では、多様なユーザー環境を想定した動作確認や、そのためのQAチームの構築、バグチェック補助機能の追加等をおこない、それらの課題に対応してきました。
本タイトルでの実際の対応例の話を交えつつ、コンソール版をPC版でリリースする際に考えておくべきQA対応のノウハウをお伝えします。


講演資料

  • 【CEDEC2019】PC版特有のQA対応~『MONSTER HUNTER WORLD』の場合~ver1_00.pdf

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講演者プロフィール

中村 敬則

中村 敬則
所属 : 株式会社 カプコン
部署 : CS第二開発統括 第二東京制作部 東京第一制作室
役職 : 副室長

2007年にゲーム業界入りし、
コンシューマゲーム、スマートフォンアプリなどの開発を行ってきました。
2016年の秋に、CAPCOMへ入社し、
「MONSTER HUNTER:WORLD」のPC版では、
マウスによるUI操作やグラフィック回りを担当しています。

《講演者からのメッセージ》
「MONSTER HUNTER:WORLD」のPC版の開発を通して、
【PC】というプラットフォームへの対応を通して発生した問題などを共有させていただきます。
一例とはなりますが、今後のマルチプラットフォーム開発の参考になればと思います。

共同研究・開発者

大井 勇樹(技術研究開発部)