ゲームコンテンツを面白くするための改善プロセスのあり方について、Cygamesでの取り組みを踏まえてご紹介します。
昨今のモバイル端末の高性能化にあわせモバイルゲームコンテンツのボリュームも増大しており、開発コストが問題視されつつあります。
しかしながらCygamesでは「ゲームコンテンツを面白くするための時間を確保する」というビジョンをもった部署を立ち上げ、コストのみに着目するのではなくゲームを面白くするための時間を確保するための改善に取り組んでいます。
本講演では、改善を進めるための考え方や組織体の在り方、プロセス改善への取り組みの事例について、具体的に解説します。
講演者プロフィール
金井大
大手コンシューマーゲーム開発会社を経て、2014年より株式会社Cygamesに所属。モバイルアプリやVRコンテンツ、ゲームエンジン、グラフィックスなど、幅広い分野の研究開発とプロダクトのマネジメントに従事。2018年には会社全体の開発プロセス改善を推進する部署「開発推進室」、コンテンツ開発を技術支援する部署「プロジェクト共通基盤」を立ち上げ、社内の開発プロセス改善に努めている。
《講演者からのメッセージ》
プロジェクトや組織の規模に関わらず、ゲーム開発における無駄を削減することは何からの形でコンテンツの品質向上につながるのではないでしょうか。
本講演では、そのような無駄を改善するにあたり必要となった知見について、実際に我々が取り組んだ事例を通じて網羅的に開示していきたいと思います。
松尾 秀一郎
大手コンシューマーゲーム開発会社を経て、2016年より株式会社Cygamesに所属。開発プロジェクトのプロセスの改善や、チームマネジメント強化支援、全社的なナレッジの統合など、全体最適のマネジメントに従事。2018年には会社全体の開発プロセス改善を推進する部署「開発推進室」を立ち上げ、社内の開発プロセス・業務プロセスの改善に努めている。
《講演者からのメッセージ》
コンテンツの開発における改善は、課題を発見し、プロセスを改善し、それを支える仕組みを作るという3ステップがバランスよくできることが大事だと考えています。
今回の講演ではその具体的な事例をお話することができればと思います。