弊社では5年以上に渡りUnity製のモバイルゲームを多数開発してきました。モバイルゲーム開発において、認証や課金機能などのゲームの本質的とは関係のない機能の開発や、CI/CDなどの開発環境の整備などが求められます。
これらを新規プロジェクトの度に0から開発すると効率が悪いため、基盤として共通化することで開発効率を向上させることが可能となります。
そこで弊社で今まで開発してきた基盤を失敗事例含めて概要を紹介し、成功・失敗した理由を分析することで、失敗しにくい基盤の作り方を紹介します。
あわせて弊社の基盤を開発する組織事情を紹介し、少人数でも多数の基盤を開発し続け、組織に普及させるためのノウハウを紹介します。
講演者プロフィール
石黒 祐輔
2014年 株式会社サイバーエージェントに入社。
AmebaGames(現株式会社QualiArts)の基盤チームにUnityエンジニアとして配属。
主に関わった基盤のサービスは
・リアルタイム基盤
・チャット基盤
・AssetBundle管理基盤 Octo
・認証・課金・分析基盤
・UnityアプリのCI/CD用Jenkinsの運用
現在は基盤チームのエンジニアリーダーを担当している。
CEDEC 2017にて、上記のAssetBundle管理基盤 Octoについて発表。
《講演者からのメッセージ》
現在のソーシャルゲーム開発は時間・費用の規模が以前より拡大しています。そこで開発効率向上を狙って、どのゲームも共通で使うような機能を基盤化することが多いと思います。そのような基盤としてどういう基盤を作るべきか、どうやって運用するかといったノウハウを発表します。基盤を作っている方、基盤づくりで悩んでいる方はもちろん、まだ基盤を持っていないけど興味があるという方にも満足して頂けるような発表をしますのでぜひお越し下さい。