自由に移動できるVRゲームにおけるプレイヤーの誘導、こうやってみました

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日時:
2019年09月05日(木)14時50分〜15時15分
形式: ショートセッション(25分)
受講スキル:
・VRタイトルをご自身でプレイしたことのある方 ・VRタイトルを開発したいと考えている方
受講者が得られるであろう知見:
・VRタイトルにおける総合的な演出検討の指針 ・VRでやっていいこと、いけないことの基礎
セッションの内容

このセッションでは、VR空間内を自由に移動できるタイプのゲームにおいて、いかにプレイヤーの行動を制御しゴールまで導くかという課題をどのように解決したか、実例をもとに説明します。
加えて、VRゲームに没入するために必要な『没入感』や『納得感』を上げるために行った、世界観を含めた演出についても取り上げます。
カテゴリはAC分野としていますが、ゲームデザインやサウンドまで幅広く演出のお話をする予定です。
今回はDeNAが研究開発しTGS2018やLAVAL VIRTUAL 2018にも出展した謎解きアドベンチャーVRゲーム『VoxEl(ボクセル)』を実例としてご紹介します。


講演資料

  • 自由に移動できるVRゲームにおけるプレイヤーの誘導、こうやってみました_永田峰弘_CEDEC20019.pdf

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講演者プロフィール

永田 峰弘

永田 峰弘
所属 : 株式会社ディー・エヌ・エー
部署 : ゲーム・エンターテインメント事業本部
役職 : ゲームデザイナー

サウンドクリエイターを経てゲーム業界にプランナーとして入り、2011年にDeNAに入社。モバイル、スマートフォン向けタイトルを中心に企画、ディレクションを担当。
複数タイトルの企画面を横断でサポートしつつVRの研究開発に着手。2018年にハイエンド向けVRゲーム『VoxEl』を開発、TGS018やLAVAL VIRTUAL 2018に参考出展。本タイトルではプロデューサー、企画、シナリオ、サウンドを担当。
酒粕から作った甘酒がすきです。

《講演者からのメッセージ》
『VoxEl』開発中に試行錯誤したこと、またTGS2018などで試遊していただいた際に得られた知見を元に、VR開発の初歩的な注意点から、VR空間内でのプレイヤー誘導、また納得感や没入感を高めるために実装した内容をご紹介します。
受講していただく皆様にとって、より楽しいVR体験を作るための手助けになればと思います。

高橋 宏典

高橋 宏典
所属 : あまた株式会社
役職 : 代表取締役社長・プロデューサー・ディレクター

国内ゲーム会社4社、韓国ゲーム会社2社でディレクター、プロデューサーを務める。これまでにアーケード、コンソール、PCオンライン、モバイル、VRと、幅広いプラットフォームでの開発を経験。株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時)在籍時代にディレクター、プロデューサーを担当したゲーム『どこでもいっしょ』は、マルチメディアグランプリ1999通商産業大臣賞(グランプリ)、第4回日本ゲーム大賞など多数の賞を受賞。現在は、ゲーム開発会社の経営をしつつ、VR脱出アドベンチャーゲーム『Last Labyrinth(ラストラビリンス)』のディレクションも行う現役のゲーム開発者。

《講演者からのメッセージ》
VRゲームを作る際の演出など、『VoxEl』の開発で得た経験を共有できればと思います。

共同研究・開発者

共同開発者代表 髙橋宏典(あまた株式会社)