ゲーム開発では、テストプレイやツール使用中等、様々な状況でログが発生します。
本セッションでは、「龍が如く6 命の詩。」の開発期に発生する
デバッグログ(Printf出力したものやゲームプレイログを含む)を、
オープンソースの組み合わせ(Fluentd + Elasticsearch + Kibana)により収集・蓄積・分析し、
オートテスト(自動プレイテスト)、Jenkins、Redmine等と連携することで、
開発とテストのコストを削減し、ゲームの品質や面白さの向上につなげた事例についてご紹介いたします。
講演者プロフィール
阪上 直樹
経歴:
ゲームプログラマとして「プロサッカークラブをつくろう!」「プロ野球チームをつくろう!」シリーズの開発に携わる。
その後、「龍が如く」シリーズに参加し、現在は、ゲームプログラムを直接いじれるQAエンジニア(Embedded QA)としての仕事を中心に、開発環境やデバッグ・テスト作業の自動化・効率化に従事。
《講演者からのメッセージ》
「龍が如く」シリーズの開発では、大規模なゲームを短期間でリリースするために、様々な自動化・効率化を行っています。
本セッションでは、それらの自動化・効率化とデバッグログ分析を組み合わせて、今まで見逃していた問題の抽出や、ゲームバランスの調整に活用した事例をお話しいたします。
開発期の自動テストやデバッグログ分析に興味があるけれど、やり方が分からない、どこから手をつけていいか分からない、効果が分からないから導入コストはかけられない、そんな方にお勧めのセッションです!