昨年に引き続き、3Dアニメーターのラウンドテーブルを企画しました。
今回は「開発ハードの変化」を足がかりとして、議論を展開したいと思います。XBOX360やPS3といったハイスペックなプラットホームが開発者やユーザーに様々な影響を与えたと思います。モデレータのこれらのプラットホーム向けタイトルの開発話を交えながら、
・ハードの変化によってアニメーターはどのように変わっていくか、
・アニメーションに対するユーザーの求めるものの変化について
・そして、これからのアニメーターの課題について
など、3Dアニメーションの今、そしてこれからにについてみなさんと語り合い、共有する場にしたいと思います。
講演者プロフィール
金久保 哲也
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1991年株式会社ナムコ入社
大型業務用、家庭用タイトルの開発に携わる。
現在、技術研究業務に移り、アニメーションに関する技術研究、社内セミナーなどを企画。
佐々木 久美
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中小ゲーム制作会社を経て旧ナムコに入社。
近年の代表作は「SOULCALIBUR Legends」「アイドルマスターライブフォーユー!」など。
アクション、ガンシューティング、RPG、アイドル育成ゲームなど、幅広いジャンルを手がける。
神藤 辰也
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1996年株式会社スクウェア入社。
ファイナルファンタジーVIIの開発にモーションデザイナーとして従事。
以後、同シリーズVIII、IX、キングダムハーツシリーズにおいてはモーションディレクター、すばらしきこのせかいではディレクターを務める。
現在は開発中の複数タイトルのモーション監修を行いながら、ファイナルファンタジーヴェルサスXIIIのモーションディレクターとして奮闘中。
田中 雄介
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高校在学中より『ファイナルファンタジーⅦ』の開発にモーションアルバイトとして携わり、1997年入社。
以後、同シリーズ Ⅷ、Ⅸ、Ⅹ、Ⅹ-2、XII のバトルシーンモーション製作、『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』にてリードモーションデザイナーを務め現在はモーションディレクターとして『ラストレムナント』の開発に従事。