2020年東京オリンピックの開催を見込み、国内では様々な投資が行われている。日本銀行のレポートによればその経済効果は30兆円とも言われ、多くのジャンルで注目を浴びています。本セッションでは人機一体で誰もが楽しめる新しい競技「超人スポーツ」に関わる活動と実際に生まれたスポーツについて紹介し、スポーツクリエイションにおけるゲームデザインについてお話しします。
講演者プロフィール
稲見 昌彦
稲見昌彦 東京大学 先端科学技術研究センター 教授
1999年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)。東京大学助手、MIT CSAIL客員科学者、電気通信大学教授、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授、東京大学大学院情報理工学系研究科教授などを経て、2016年4月より現職。CESA理事、CEDEC運営委員等を歴任。超人スポーツ協会共同代表。著書に『スーパーヒューマン誕生!』(NHK出版新書)がある。
《講演者からのメッセージ》
共に未来のスポーツを作りたい方、是非。
簗瀬 洋平
学生時代から日本コンピューターシステムメサイヤ事業部、株式会社キャリアソフト、株式会社コーエーネットなどでキャリアを積み、ソニー・コンピューター・エンタテインメント、アトラス、株式会社ゲームリパブリック、株式会社サイバーコネクトツーなどでゲームデザイナ/シナリオライタとしてゲーム制作に携わる。主なプロジェクトは「ラングリッサー」「グローランサー」「ワンダと巨像」「Folks Soul 失われた伝承」など。
代表作は「魔人と失われた王国」
2012年よりスクウェア・エニックスでリサーチャーに転進、現在はユニティ・テクノロジーズジャパンで学術・教育方面を担当しつつ研究者として活動。
《講演者からのメッセージ》
多くのスポーツは長い歴史を経て洗練されたルールを持つゲームへと進化しましたが、デジタルゲームはわずかな時間で驚くほどの発展を見せています。次はゲームのす知見をスポーツに返すフェイズです。