ユーザが端末を手で持ち、目で見て、さらに指で直接操作するスマホゲームは、開発者のひらめき次第でとても効果的な触覚フィードバックを実現できる可能性を持っています。
本セッションでは、Androidスマートフォンゲームで触覚フィードバックを手軽に実現する触覚ミドルウェア「CRI HAPTIX」をご紹介します。124種類の多彩な振動パターンをシーンに合わせて自由に組み合わせることができ、スマホゲームに新たな感動・驚きを与える触覚演出を実現します。ゲームエンジンUnity、Cocos2d-xとの連携も可能です。
触覚インタフェース研究に従事する家室、CRIWAREの開発総責任者の櫻井が登壇し、触覚技術や触覚フィードバックの知見について講演をします。
セクション内容
講演者プロフィール
家室 証
東京大学大学院情報理工学系研究科にて、バーチャルリアリティ(VR)やハプティックインタフェースの研究に従事。
2013年、株式会社CRI・ミドルウェア入社。ミドルウェア及び新規技術に関する研究開発を行う。
《講演者からのメッセージ》
家庭用ゲームのコントローラがはじめて震え始めた19年前から、触覚フィードバックがだいすきです。
振動の制御や体験のデザインに苦労したことがある方や、これから自分のゲームに触覚フィードバックを取り入れてみたいという方向けに、実りのあるお話ができればと思います。
櫻井 敦史
CRI歴16年。ゲーム向けのミドルウェア開発チームを率い、音声・動画・ファイルシステムなど幅広く携わっている。海外を含め多くのゲームタイトル開発をサポートしてきた。面白いゲームを遊べればそれで幸せ。
《講演者からのメッセージ》
TVゲームのコントローラが振動するようになった時、ゲーム体験は一段階パワーアップしたと思います。ぷるぷるパックとか、懐かしいです。触覚ミドルウェアCRI HAPTIXは、体験を作るだけでなく、その作りやすさも重視しています。みなさんが作るゲーム体験のパワーアップを、さらにお手伝い出来れば嬉しいです。