[人工知能学会×CEDECコラボセッション] 人狼知能技術セッション

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日時:
2016年08月24日(水)14時50分〜15時50分
形式: レギュラーセッション
受講スキル:
(1) 一から説明しますのでゲームにおける人工知能エージェント,バーチャルエージェントなどに興味があればどなたでも参加できます。 (2) 人狼ゲームに関する基本的な知識や実装力があれば、より深く理解できます。
受講者が得られるであろう知見:
ゲームプレイエージェントに関する,心理学,バーチャルエージェント開発,自然言語処理などについて学べる予定です.
セッションの内容

人狼ゲームをプレイする人工知能,人狼知能の最新技術について解説します.

人狼ゲームをプレイする人工知能,人狼知能の最新技術について以下のような内容について解説します.
・人狼ゲームと関連しそうな説得や欺瞞検知に関する諸研究について
・人狼におけるバーチャルエージェント開発の現状
・人狼知能と自然言語処理

※ 本招待セッションは、人工知能学会とのコラボレーション企画セッションとなります。
人工知能学会公式サイト: http://www.ai-gakkai.or.jp/


講演資料

  • C16_235.pdf

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講演者プロフィール

鳥海 不二夫

鳥海 不二夫
所属 : 東京大学大学院
部署 : 工学系研究科 システム創成学専攻
役職 : 准教授

東京大学大学院工学系研究科准教授
2004年,東京工業大学大学院理工学研究科機械制御システム工学専攻博士課程修了,同年名古屋大学情報科学研究科助手,2007年同助教,2012年より現職.エージェントベースシミュレーション,ソーシャルメディア,計算社会科学,ゲームにおけるAIなどの研究に従事.人工知能学会,電子情報通信学会,日本社会情報学会会員.(博士(工学))
人狼知能プロジェクト代表.

《講演者からのメッセージ》
今年は,人狼知能に関する技術セッションと,大会セッションを行います.
人狼知能の研究が徐々に増えてきて,様々な周辺技術が開発されていますので,それらの技術について技術セッションで解説いたします,
また,人工知能による人狼の大会,第二回人狼知能大会を人工知能学会30周年記念事業とのコラボレーション企画として開催いたしますので,そちらもご期待ください.

片上 大輔

片上 大輔
所属 : 東京工芸大学
部署 : 工学部コンピュータ応用学科
役職 : 准教授

2002年東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻博士後期課程修了.博士(工学).同年東京工業大学大学院総合理工学研究科助手.2007年同大学同研究科助教.2010年東京工芸大学工学部コンピュータ応用学科准教授.現在に至る.2006年英国ハートフォードシャー大学,スイスチューリヒ大学の客員研究員を兼任.ヒューマンエージェントインタラクションに関する研究に従事し,近年は主に人狼知能,雰囲気工学等の研究を行う.人狼知能プロジェクトのメンバーの一人で,主に人狼AIを備えた擬人化エージェントと人間Iの対面での対戦を目標としている.

《講演者からのメッセージ》
人狼AI同士の対戦とともに,将来の人間との対戦への展望についてお話しできればと思っています.ぜひご参加ください.

狩野 芳伸

狩野 芳伸
所属 : 静岡大学
部署 : 情報学部 行動情報学科
役職 : 准教授

2001年東京大学理学部物理学科卒、2007年東京大学情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻博士課程単位取得退学。博士(情報理工学)。東京大学特任研究員、科学技術振興機構さきがけ研究者等を経て、2014年より静岡大学情報学部准教授。
より人間に近いモデルによる自然な自動対話システムの構築と、自然言語処理の応用に興味をもつ。「ロボットは東大に入れるか」「人狼知能」などのプロジェクトメンバー。

個人ウェブサイト
http://kanolab.net/kano/index.ja.html

《講演者からのメッセージ》
人間と機械が会話によって自然に対戦できるようになるにはどうすればよいのか、議論したいと思います。

丹野 宏昭

丹野 宏昭
所属 : 東京福祉大学
部署 : 心理学部心理学科
役職 : 専任講師

2009年 筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程修了、博士(心理学)。
2012年より東京福祉大学心理学部講師。
著書:丹野宏昭・児玉健(2015) 「人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学-嘘と説得、コミュニケーショントレーニング」 新曜社

《講演者からのメッセージ》
「説得する、説得される」「嘘をつく、だまされる」という人狼ゲーム内での事柄ついて、心理学的な立場からお話ししたいと思います。