ゲーム技術を業界外へ持ち出そう! サウンド技術から切り開く新ビジネスへの挑戦事例

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日時:
2016年08月26日(金)11時20分〜12時20分
形式: レギュラーセッション
受講スキル:
プロデューサー、プランナー、サウンド関係者
受講者が得られるであろう知見:
ゲーム開発技術の価値の再認識とその応用例。新ビジネスアイデアへのヒント。
セッションの内容

ゲームというデジタルインタラクティブコンテンツ開発で当たり前のように培ってきた技術や知識は、他業界から見た時に大変貴重な価値を持っています。私たちが常に考えているユーザーとのインタラクティブ表現手法はゲーム以外の製品やサービスにも多いに役立てられる要素であり宝の山なのです。

このセッションではバンダイナムコスタジオのサウンドチームが、これまで取り組んできたゲーム業界以外の企業プロジェクトへの参加や協力事例をご紹介します。また、ゲーム技術を活かしたゲーム以外の製品開発への取組事例なども紹介させていただきます。ゲーム開発技術・知識のアドバンテージが、他業界からのどのように魅力として感じられているのかを知ることで、新しいビジネスチャンスのきっかけとなれば幸いです。


講演資料

  • C16_169.pdf

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講演者プロフィール

大久保 博

大久保 博
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
部署 : VA統括本部 VA第2開発本部
役職 : 本部長

エグゼクティブサウンドデザイナー・プロデューサー。94年にサウンドクリエイターとしてナムコに入社後サウンドディレクター、コンポーザーとして数多くのゲームサウンド開発を担当。近年、ゲームサウンド技術を応用したVSSS(バーチャルサウンドスケープシステム)の立ち上げ、CEDECアワード2014優秀賞受賞の「NAMCO SOUND Player」の企画立案などを行い、ゲームサウンド技術の他分野への応用を進めてきた。バンダイナムコエンターテインメントの新規事業チームやゲームメソッド活用コンサルティングチーム「スペシャルフラッグ」に協力メンバとして参加し、さまざまな企業との共同プロジェクトを進行中。主な担当作品:リッジレーサーシリーズ、エースコンバットシリーズ、アイドルマスターシリーズ、他。

《講演者からのメッセージ》
ゲーム開発技術の価値・強みを今一度確認し、ゲーム以外の分野でビジネス展開を考えるきっかけにしていただければと思います。また技術者視点からは見えづらい技術を「売り物」に変える時の考え方など、我々のこれまでの経験に基づいて、理解しやすい形でお話させていただきます。

髙橋 みなも

髙橋 みなも
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
部署 : 技術統括本部 技術本部 サウンド部 サウンド2課
役職 : 課長

1995年(株)ナムコに入社。以来、アーケード・モバイル・コンシューマなど幅広いジャンルの製品において主にアセット実装設計やワークフロー構築などサウンドクリエイターの技術サポート中心に携わる傍ら、近年は大久保と共にVSSS(バーチャルサウンドスケープシステム)の研究開発と営業行脚に明け暮れる。

《講演者からのメッセージ》
主にVSSS(バーチャルサウンドスケープシステム)の展開事例を中心にお話させていただこうと思います。