アメリカのクイズ番組「ジョパティ!」で優勝した IBM ワトソンが進化を遂げて、クラウドのサービスとして、誰でもAPIを利用できる様になりました。 もちろん「英語」だけではく「日本語」に対応しています。 IBMではワトソンについて、AIや人工知能という表現を避けて、「コグニティブ」という表現を採用していますが、 この「コグニティブ」のAPIには、「自然言語分類」、「対話機能」、「機械学習による回答ランキング」という機能があり、あたかも人と会話する様な対話を実現するためのプログラミング・インタフェースが提供されています。 しかも、クラウドのサービスの一つとして提供されますから、投資を必要とせずに、プログラミングを開始できます。 このセッションでは、ここに挙げたクラウドサービスのワトソンのAPI について学ぶことができます。
セクション内容
講演者プロフィール
高良真穂
IBMのパブリッククラウド SoftLayer のテクニカルセールスを担当すると同時に、ゲーム業界担当となって3年が経過し、CEDECでお話させて頂くのも3回目となりました。
ゲーム業界の方々から「IBMの様なビジネス向けITシステムの会社が、どうしてゲーム業界に興味があるのですか? 」と良く聞かれますが、そんな時、僕は「ゲーム業界は、新しいテクノロジーを先陣を切って取り入れて消費者へ提供するじゃないですか、この文化やパワーはIBMにも必要なんです。」 と答えるんです。 IBMの先進技術をご紹介して、ゲーム業界の皆様のビジネスの発展の力になれればと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
《講演者からのメッセージ》
みなさまは、IBMという会社をご存知でしょうか?
銀行、工場や交通機関などで利用されるメインフレームという大型コンピュータを開発、製造している会社というイメージで、観ていらっしゃる方が、殆どではないかと思います。 そういった歴史もありますが、過去には家庭用ゲーム機のCPUを提供していた事もあり、影でゲーム業界を支えてきました。 ぜひ、IBMという会社が、何をしている会社なのか、CEDECのセッションを通じて知って頂きたいと思いますので、ご来場をお待ちしています。