LOST REAVERSにおけるAI Directorの試み

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日時:
2016年08月25日(木)14時50分〜15時50分
形式: レギュラーセッション
プラットフォーム: コンシューマ
受講スキル:
ゲームAIに興味のある方、AIを使って遊びに広がりを持たせたい方。 ナビゲーションメッシュなどのゲームAIの要素技術の簡単な概要を知っているとなお良い。
受講者が得られるであろう知見:
AIを使ったレベルのコントロールによりどのような効果が生まれるのか。 動的なペーシングを行う手法の一例。
セッションの内容

AI Directorは、メタAIとも呼ばれるレベルを動的にコントロールするAIです。F2PタイトルであるLOST REAVERSでは、幅広い層にリーチするためのスキル差によらない遊びやすさの構築や、リプレイ性の向上のためにAI Directorを活用しています。ゲームには緩急をつけると面白くなることが一般的に知られており、それを動的にコントロールするペーシングがLOST REAVERSのAI Directorの大きな役割になっています。本セッションではこのペーシングに焦点を当てて、LOST REAVERSでどういう課題があって、それをどのように解決したのかを紹介します。


講演資料

  • C16_56.pdf

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講演者プロフィール

長谷 洋平

長谷 洋平
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ

2009年、株式会社バンダイナムコゲームスに入社。
エースコンバットシリーズ、鉄拳シリーズなどにゲームプレイプログラマとして携わる。
現在はAIプログラマとしての研究・開発が主な業務。

・過去講演
複数タイトルで使われた柔軟性の高いAIエンジン, CEDEC2015

《講演者からのメッセージ》
このセッションでは、ゲームでよくつかわれるキャラクターを制御するAIとは少し違ったAIを紹介します。