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日時:
2015年08月27日(木)16時30分〜17時00分
形式: ショートセッション
プラットフォーム: コンシューマ,アーケード,PC,モバイル,その他
受講スキル:
海外のゲーム開発者のバックグラウンドとなっている学問(カリキュラム体系)に興味のある方.
日本国内と海外とのゲーム開発文化の混交に関心のある方であれば職種やプラットフォームは問いません.
受講者が得られるであろう知見:
ゲーム開発を学問(カリキュラム体系)としてとらえることで,包括的な視点を得ることができます.またゲーム開発者教育を学びなおす手段として大学教科書を活用する準備ができます.
セッションの内容
本セッションでは、ゲーム開発者教育の国際動向を紹介します.さらに,国際動向を取り入れた国内独自の教育事例についても報告します.
国内外のゲーム開発文化の違いを学問の違いという観点からとらえることができます.
またゲーム開発者も参加した新しいゲームデザイン授業の可能性について,具体的に解説致します.
講演者プロフィール
山根信二
所属 : 岡山理科大学
部署 : 総合情報学部 情報科学科
役職 : 教員 ・ NPO法人 IGDA日本 理事
東京大学大学院学際情報学府博士課程 単位取得退学。民間企業勤務後、岩手県立大学、国際大学GLOCOM、青山学院大学eLPCOなどを経て現職。DiGRA2007(3rd Digital Games Research Conference 2007)運営委員、IGDA日本 アカデミック専門部会世話人および理事をつとめる。
共著書に『Internet Ethics』(MacMillan, 2000)、『ゲームクリエイターが知るべき97のこと 2』。
CEDEC2009, CEDEC2010にてゲーム産業における産学連携戦略について発表している。
《講演者からのメッセージ》
ゲーム教育基盤の整備は研究開発の用語を統一させるだけでなく,体系的な開発者人材戦略を通じて企業基盤を強化し,最終的には産業界の基盤整備につながります.本発表ではゲーム学(ゲーム開発教育)の体系がどのようにしてできあがり,国内教育の評価に使えるのかを明らかにします.