HTML5関連技術として注目を集め、様々な活用事例も登場してきた WebRTC。P2Pによる映像・音声・データ通信を Web標準とするAPIです。これにより、P2P通信はコモディティ化され様々なシーンへと活用が広がることが期待 されており、ブラウザに留まらずモバイルアプリ開発への適用も広がっています。
本セッションでは、このWebRTC の仕組み・特徴・メリットを紹介するとともに、ゲームへの活用法について紹介します。
講演者プロフィール
小松健作
1972年生まれ。山形県出身
大学時代、家系ラーメン店でのバイトを契機をとして、ラーメン中毒となる。その後、プロトコル研究・CDNシステム開発・VoIP開発など主にインフラ系のエンジニアを経るも、HTML5に出会うことで Web がプラットフォーム化することを確信。2009年よりWebとNWとの相互作用を中心に、HTML5の研究開発に従事。W3Cでの標準化推進や執筆活動、コミュニティ運営による啓蒙など活動は多岐に渡る。Google Developer Expert (HTML5)
【主な執筆書籍】
徹底解説 HTML5 APIガイドブック コミュニケーション系API編(秀和システム)
徹底解説HTML5 APIガイドブック オフライン系API編(秀和システム)
《講演者からのメッセージ》
WebRTCにより、ブラウザに限らず様々なシーンでビデオ通信やP2Pをカジュアルに利用できるようになり、ゲームでの応用も期待されます。背景や現状・可能性などを本講演では紹介しますので、是非お越しください!