Android アプリ開発のボトルネック「音声再生遅延」を解決する機能として、7月にリリースし大きな反響を呼んでいる「Android 音声再生遅延推測機能」。また、ビルドなしで実機サウンドを確認できたり、開発中のゲームを動作させながらサウンド調整を行えるプレビュー機能。さらに、サウンドの再生ログ(音数、CPU 負荷など)を数値やグラフで可視化しデバッグを飛躍的に効率化する「プロファイラ」。
リズムやタイミングが気持ち良いゲームを実現し、かつ数十種にのぼる端末/OSへの対応工数を大幅に削減する、スマホゲーム開発に欠かせない技術についてご紹介します。
音ゲー企画や開発に携わる方、また音ゲーに限らずアプリのサウンド効果向上を目指す方に非常に有効な内容です。
講演者プロフィール
櫻井 敦史
ミドルウェアの開発・サポートとして、ゲーム機/スマートフォン向けのミドルウェア開発チームを率い、音声・動画・ファイルシステムなど幅広く携わっている。海外を含め多くのゲームタイトル開発をサポートしてきた。面白いゲームを遊べればそれで幸せ。
《講演者からのメッセージ》
ミドルウェアの役割の一つは、面倒な下回りを担う事だと思います。サウンド回りのAndroid端末差は、まさにそのひとつです。
今回はUnityやCocos2d-xの環境に限定しない、サウンド関連のお話です。
みなさんがゲームの面白さ作りに注力できるよう、お手伝い出来れば嬉しいです。
また、サウンド関連で苦労している方には、なんらかの技術的なヒントになればと思います。