FINAL FANTASY Record Keeperにおけるユーザー体験の定量化に基づくゲームバランス設計事例

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日時:
2015年08月26日(水)17時50分〜18時50分
形式: レギュラーセッション
プラットフォーム: モバイル
受講スキル:
スマホゲームの開発・運営を担当されている方々 分析データを活用したサービス開発・運営に携わる方々
受講者が得られるであろう知見:
スマホゲームのゲームバランス設計のフレームワークについて知ることができます 分析データのスマホゲームへの活用方法について知ることができます FINAL FANTASY Record Keeperでの具体的なゲームバランス設計事例について知ることができます
セッションの内容

 レッドオーシャン化するゲームアプリ市場において、ゲームバランスを最適化するのは非常に重要になっていますが、ゲームバランス設計はその性質上、汎用化が非常に難しく、多くの企業でチャレンジングな課題となっています。
 本講演では、DeNAが実施している「スマホゲームにおけるバランス設計のフレームワークの概要」と2014年9月にリリースし、ゲームアプリ市場において大ヒットを続けている「FINAL FANTASY Record Keeperにおける具体事例」について、お伝えします。その中で、分析データをどのようにゲームバランス設計に応用展開しているかについても合わせてお伝えします。


講演資料

  • 235.pdf

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講演者プロフィール

松本 吉高

松本 吉高
所属 : 株式会社ディー・エヌ・エー
部署 : 分析部
役職 : データアーキテクト

日本アイ・ビー・エム株式会社を経て、DeNAに入社。
日本アイ・ビー・エム株式会社では、ソフトウェア開発エンジニアにて、ストレージ製品の開発・技術コンサルなどを担当していた。
DeNA入社後は、忍者ロワイヤル / D.O.T. の海外アプリタイトルの分析・レベルデザイン業務や、社内でのスマホゲームレベルデザイン業務の体系化などの業務を経て、現在は、FINAL FANTASY Record Keeperの分析・レベルデザイン業務を担当している。
趣味のカタンで、2014カタン世界選手権にて準優勝。

《講演者からのメッセージ》
ゲームバランスの最適化は非常に難しいものです。
スマホゲームのゲームバランスを設計するにおいて、ユーザーの方々が求めるものが家庭用ゲーム機とは明確に異なる環境であり、運営をする中で変化し続ける環境において、ユーザーの方々に満足していただくゲームを提供し続けるために、DeNAとして、または FINAL FANTASY Record Keeperで実施している取り組みについて、特に、データ分析がゲームバランス設計にどのように活かされるのかについてをテーマに紹介できたらと思います。
それを通じて、今後、より多くのユーザーの方々に感動してもらえるようなゲームがたくさん生まれれば幸いです。

友部博教

友部博教
所属 : 株式会社ディー・エヌ・エー
部署 : 分析部
役職 : アナリティクスストラテジスト

株式会社ディー・エヌ・エー マーケティング本部 分析部 部長。
博士号(情報理工学)取得後、東京大学、産業技術総合研究所などで研究に従事。2011年にディー・エヌ・エーに入社、現在は各種サービスの施策の成功/失敗要因の分析、アプリゲームのレベルデザイン、マーケティングリサーチなどの業務行う分析部のマネジメントを行っている。

《講演者からのメッセージ》
定量的観点からのゲームのレベルデザインについてお話できればと思います。