「アオモリズム」が生まれたのはマグレではない〜神奈川工科大学におけるエンタテインメントシステム開発教育〜

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日時:
2014年09月03日(水)15時20分〜15時50分
形式: ショートセッション(25分)
受講スキル:
広く一般、教育関係者からプロの開発者まで。専門的知識はほぼ必要としません。
受講者が得られるであろう知見:
ゲーム開発教育、ゲームデザイン、ゲームの発想法、アイデアの絞り込み、チームマネジメント、新規商品開発
セッションの内容

東京ゲームショウ2013のアカデミックブースで異彩を放ち、話題になったアオモリとホッカイドウがねぶたのリズムで殴り合うオリジナルアーケードゲーム「アオモリズム」。
ゲームそのものもユニークですが、それが開発されたプロセス、そしてその背景となっている神奈川工科大学でのエンタテインメントシステム開発教育は、もっと独自性にあふれたものです。

発想法、アイデアの絞り込みから、仕様に落とし、デバイスを自作、試作を繰り返しながら今までに無いモノ作りをするプロセスは、教育関係者だけでなくプロの開発者にも興味が持てる内容であると思います。

「アオモリズム」を実例に取りながら、神奈川工科大学におけるエンタテインメントシステム開発のノウハウや、現場で実際に起こった事等をお伝えします。


講演資料

  • C14_17.pdf

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講演者プロフィール

中村 隆之

中村 隆之
所属 : 神奈川工科大学
役職 : 情報メディア学科<br>特任准教授

1995年ソニー入社。携帯電話開発エンジニア。1997年ナムコに入社。ゲームプログラマを経てプロデューサー、ディレクターとして活躍。代表作はことばのパズル もじぴったんシリーズ。現在は神奈川工科大学 情報メディア学科にてゲームデザイン、ゲーム開発に関する講義実習を担当。株式会社スマイルブーム 取締役/横浜おもしろ研究所 所長。


《講師からのメッセージ》


大学教員として2年と少し、ゲーム開発教育を実践し、かつゲーム開発会社の役員として開発の現場に携わる立場から、プロの企画職向けでも使える手法を作成、公開しております。昨年のCEDEC2013では、ゲームデザイン分析ワークショップを行い、大変好評を得ました。今回は、ゼロからゲームのアイデアを生み出す手法と考え方をアオモリズムや大学での実践事例を元にお伝えできればと思います。


共同研究・開発者


神奈川工科大学 情報工学科 川井 高浩
神奈川工科大学 情報メディア学科 堀 雄武
神奈川工科大学 情報メディア学科 秋村 一摩
神奈川工科大学 情報メディア学科 望月 陽子
神奈川工科大学 情報メディア学科 合羽井 洋次
神奈川工科大学 情報メディア学科 田口 裕起
神奈川工科大学 研究員 瀬田 洋平