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日時:
2006年08月30日(水)15時00分〜16時30分
形式: レギュラーセッション
受講スキル:
映像制作やCG技術に興味を持っている方ならどなたでも。特にスキルは問いません。
セッションの内容
米国ルーカス・アーツとILMのコラボレーションを例に挙げるまでもなく、ゲームと映画のCG技術の融合は次世代ゲーム開発における重要なファクターとなりつつあります。日本のゲーム業界は独自に発展を遂げ世界をリードしてきましたが、反面、映画やテレビなど既存の映像業界との人的・技術的交流があまりなく、米国でのトレンドのようにゲームと映画の双方からのアプローチやフィードバックが未だ足りないように思われます。本セッションでは、次世代ゲームのリアルタイムCG技術が映画のワークフロー(とくにプリプロダクション)を大きく変える可能性を示唆し、ゲーム開発と映画制作にとって互いに影響を与え得るアイデアやヒントを探ってみたいと思います。
講演者プロフィール
福本 隆司
所属 : 株式会社リンクス・デジワークス
役職 : 常務取締役/プロデューサー
大阪芸術大学映像計画学科卒業後、大阪大学工学部CGグループにてコンピュータグラフィックスを学び、1982年㈱トーヨーリンクスに設立と同時に入社。1989年㈱ポリゴン・ピクチュアズに移籍し、恐竜やペンギンなどCGキャラクターアニメーションの企画開発に取り組む。1999年㈱リンクスに復帰し、2003年より現職。2000年度から大阪芸術大学映像学科非常勤講師を務める。2005年4月ドイツ・シュトゥットガルトにて開催されたfmx/05(IGDA chapter Frankfurt)、8月CEDEC2005にて講演ほか。