BitSummit ~インディーズゲームサミット

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日時:
2013年08月21日(水)14時50分〜15時50分
形式: セッション(60分)
受講スキル:
インディゲーム開発者についての興味<br />イベント開催から運営についての興味
受講者が得られるであろう知見:
日本のインディーゲーム開発シーンと海外との違い<br />インディゲームイベント開催についての結果と課題について<br />ゲーム・クリエイターが世界へゲームを発信する方法
セッションの内容

2013年3月9日に京都で開催されたゲーム・クリエイターの祭典“BitSummit”はどのようにして企画され、開催に至ったのか?日本のゲーム・クリエイターと国内外のメディアを繋ぐ全く新しい試みのイベントは日本のゲーム会社に務める一人のスタッフの発案で開催されました。日本のゲーム・クリエイターが持っている情熱を外部へと発信する事がBitSummitの一つの目的です。BitSummit開催の動機、日本のインディーゲーム開発シーンの様々な問題や最終的に運営側やクリエーターが得られたものについて語ります。


講演資料

  • C13_114.pdf

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講演者プロフィール

ジェームズ ミルキー

ジェームズ ミルキー
所属 : 有限会社 キュー・ゲームス
役職 : プロデューサー

Producer of PixelJunk series, Q-Games, in Kyoto. Formely co-producer on Q Entertainment's Child of Eden (XB360/PS3) and Lumines Electronic Symphony (PS Vita). Prior to that, editor-in-chief of Electronic Gaming Monthly and 1UP.com in the United States.

京 都を拠点とするキュー・ゲームスでPixelJunkシリーズのプロデューサーを務める。前職は、キュー・エンターテインメントで Child of Eden (XB360/PS3)、Lumines Electronic Symphony (PS Vita)の共同プロデューサーを務める。それ以前は、アメリカにて、ゲームサイト Electronic Gaming Monthlyと1UP.com のチーフ編集長を務める。


《講師からのメッセージ》

I hope to encourage game developers all over Japan --both young and old-- to be as original and innovative and brave in your game designs as possible, and to help you reveal your work to fans around the world. 

世界中のファンにあなたの作品を披露できるように、あなたのゲームデザインに独自性と革新性と勇敢さがあふれるように、私は <老いも若きも> 日本全国のゲーム開発者を応援したいです。

吉田 謙太郎

吉田 謙太郎
所属 : 有限会社 キュー・ゲームス
役職 : スタジオディレクター

幾社からのゲームパブリッシャーでデザイナーとして数々のゲーム作品に携わる。代表作”PixelJunkシリーズ”、”パンツァードラグーンシリーズ”、”スターフォックス64 3D”。CEDECではPixelJunkシリーズ”eden","Shooter"の講演を行う。


《講師からのメッセージ》

キュー・ゲームスは京都の独立系ゲームデベロッパーです。自社パブリッシングを行なっている”PixelJunk”シリーズを始めとしてオリジナリティや個性を大切にしたゲーム作りを行なっています。今回は弊社プロデューサーの”ジェームズミルキー”が発案、企画を行い、今年3月に開催されたインディーゲームデベロッパーの祭典”BitSummit”を皆様に紹介したいと思います。ゲーム開 発の世界はめまぐるしく変化を続けていますが、その中で自分たちが作りたいゲームをどうやって作り続ける事が出来るのかが今回の講演でのひとつのテーマとなっています。

富永 彰一

富永 彰一
所属 : 有限会社 キュー・ゲームス
役職 : 開発マネージャー

1995年 ビデオ・マルチメディアコンテンツ制作会社に入社。企画からデザインやムービー制作、プログラミングまで幅広く制作全般を手掛ける。2003年 Q-Gamesに入社。任天堂デジドライブ(GBA), スターフォックスコマンド(DS) ではプランナーとして参加。その後、自社パブリッシュによるPS3のダウンロード配信専用コンテンツ PixelJunkシリーズのディレクションに携わる。CEDECでは、Q-Games独自のアジャイル開発手法の講演を行った。


《講師からのメッセージ》

たった一人の思いつきや熱意が大きな結果に結び付くことはものづくりの現場では多々あることでしょう。しかし、それを現実化するには、たった一人ではできないことも多々あります。日本ゲームデベロッパーと海外メディアとの交流というBitSummitのテーマは、ある意味、海外スタッフの多いキュー・ゲームス自身のテーマとも重なります。いかにして、その垣根を越えていくか?BitSummit開催までの舞台裏のお話ができればと思います。