"The Black Eyed Peas Experience": ハリウッドが日本の開発会社のビジョンを「キャプチャー」した方法

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日時:
2012年08月21日(火)16時30分〜17時30分
形式: セッション(60分)
受講スキル:
アニメーター、プランナー、モーションキャプチャーに携わるゲーム開発者。
受講者が得られるであろう知見:
スピードと品質の両立、総合的作業量の削減およびそれに伴う常時作業が継続されるプロダクションワークフローといった、海外のハイエンド施設と仕事をすることの利点。
セッションの内容

本講演では、日本の開発会社である iNiS が Kinect ゲーム「The Black Eyed Peas Experience」の制作に際し、世界的人気ヒップポップグループのイメージに見合う高品質ビジュアルを実現するべくハリウッドの大手モーションキャプチャー施設へ赴いた理由を解説していきます。
また最も重要な点として、非常に厳しいスケジュールの中で 750 以上のダンスを制作し、さらにポストプロセスのコストを大幅に削減できたのかを紹介。また、最上級のモーションキャプチャー環境とワークフローの頻繁な改善の組み合わせがキャプチャーのスピードを2倍にしたことについても触れていきます。


講演資料

  • 111_CEDEC2012_AYEL-Wilfried_60mnSession_Update.ppt

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講演者プロフィール

アイエル・ウィルフリッド

アイエル・ウィルフリッド
所属 : 株式会社イニス
役職 : 3Dアニメーション<br/> アニメーションマネジャー

ゲーム業界で10年以上のキャリアを持つフランス出身のアニメーター。フランスのUbisoft社に入社。その後、イギリスのLionhead Studiosでリードアニメーターとして「The Movies」に参加。
株式会社イニスへの入社を期に、2005年に来日。「Elite Beat Agents」、「燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2」、「The Black Eyed Peas Experience」などの制作に関わる。
アニメーションの経験はゲーム業界にとどまらずテレビシリーズや、CM制作など制作も手がけるなど幅広い経験を持つ。


《講師からのメッセージ》


海外の制作環境でどのように効率良く開発を行ったか「The Black Eyed Peas Experience」の事例を例にご説明致します。
また、ロスの現場で、世界のトップレベルのダンサーと一緒に仕事をする風景や、
某有名映画のモーションキャプチャーを手がけたハイエンドモーションキャプチャースタジオとの制作秘話についてもお話する予定です。