開発上必ず必要になるゲーム画面を録画(キャプチャ)する環境。
どんなに美麗なゲームでもキャプチャする環境が整わなければきれいに録画することはできません。
録画後の処理も再生環境によって変えなければきれいに映らないことがしばしばあります。
特に昨今は高解像度化が著しく、キャプチャ機材や編集ソフトウェアについてHDや2k(あるいはそれ以上)に対応するような機材が必要であり、かかる相応のコストについて認識して頂く必要があると考えます。
本セッションでは意外と知られていないキャプチャに関する基本的知識・ノウハウに関して実例を展示し、実践的に理解していただくこと。
また技術的限界、今後想定される問題を広く知っていただくことを目的としています。
なお、以下の点ご留意のほどよろしくお願い致します。
* 一般に販売されているゲーム機/デバイスからの出力について取り扱います
* 所謂、「開発機」に関する情報については取り扱いません
* 技術的保護手段,及びアクセスコントロール技術の回避に関する情報は一切取り扱いません
講演者プロフィール
柳原 隆幸
株式会社セガ
開発支援部 ITサポートセクション
ネットワークエンジニア
2009年 株式会社セガ入社
ネットワークエンジニアとして開発用社内インフラ整備/管理を中心に従事、広範囲な技術経験のためネットワーク以外のサポート業務も行っている。
発表履歴
・CEDEC2011 インタラクティブセッション 「Flashによる Android及びiOS 向け出力を用いた新規ゲームプロトタイプ作成の一例」
・SENSE OF WONDER NIGHT 2011 「Taplib」
主なサポート実施タイトル
・BAYONETTA
・VANQUISH
・スーパーモンキーボール3D
・龍が如くOF THE END
・BINARY DOMAIN