CEDEC2010、2011に続いて三回目となるエフェクト制作に関するラウンドテーブルです。今回は計120分と時間を広げ、より深い議論を目指します。
前 半はゲームだけに限らず、昨年CEDECでも交流の有ったアニメ業界や映像業界のエフェクトも交え、より幅広い視点でのエフェクトを捉えます。エフェクト 製作の導入に関する内容も議題とし、更にスマートフォンなど新たに広がったエフェクトの分野に関しても事例も交えて取り上げます。
後半はコンソール系を中心に比較的専門性の高い視点での進行とし、内容的にも技術面での踏み込んだ議論を予定しています。
目的に有った方だけの参加はもちろん、120分の長さを活かし、よりヒートアップした意見交換の場としても利用して頂ければ幸いです。
※本セッションは2コマ開催となります。
講演者プロフィール
崎山 敦嗣
少数精鋭のCGプロダクションunknownCASEとして活動。
レイアウト~アニメーションに特化したディレクションを担当。
主な参加作品:
・『マクロスゼロ』(OVA)
・『創星のアクエリオン -太陽の翼-』(OVA)
・『GUNDAM EVOLVE../13』(OVA)
・『ウルトラマンマックス』(TVシリーズ)
・『やさいのようせい』(TVシリーズ)
・『フィーバー超時空要塞マクロス』(遊技機)
・『映画プリキュアオールスターズDX2』(劇場作品)
・『劇場版 マクロスF~イツワリノウタヒメ~』(劇場作品)
・『劇場版 マクロスF~サヨナラノツバサ~』 (劇場作品)
・『AKB0048』(TVシリーズ)
《講師からのメッセージ》
稲葉 剛士
1999年頃から、ゲーム業界に従事。
リアルタイムエフェクトのデザイン業務がメイン。
「サクラ大戦」「三国志大戦」「バイオハザード」「エルシャダイ」等
10年程フリーで活動した後、2010年「株式会社アグニ・フレア」を設立。
ゲーム業界のリアルタイムエフェクトを中心に、デザイン業務全般を行っています。
《講師からのメッセージ》
学生の方や、業界経験者の方でも、エフェクト未経験者の方を対象に、
仕組みや業務の内容を知っていただいて、
エフェクトデザイナーに興味を持っていただければ幸いです。
また、経験者の方々とは、意見交換のご協力をさせていただければと思います。
下澤 章吾
2005年より、リアルタイム、プリレンダ系のエフェクト作成を行ってまいりました。
リアルタイムエフェクトは主にGC、Wii、DS、PS3、アーケード用筐体等での開発案件で、エフェクトパートリーダーを担当しました。同時に、社内エフェクトツールやポストエフェクトの仕様策定やフィードバックも行いました。
また、プリレンダエフェクトではAfterEffectsなどを使用して遊技機系オーサリング用のエフェクト制作を行ってきました。
最近はandroid、iOS用アプリ開発案件でunityを用いてエフェクト作成を行っておりました。
《講師からのメッセージ》
片平 進一
バンダイナムコスタジオで業務用から家庭用のゲーム制作にてエフェクトアーティストをしています。
近年担当したタイトル 「ソウルキャリバー5」、「アイドルマスター2」、「ゴーバケーション」など。
《講師からのメッセージ》
岩出 敬
入社後「パンツァードラグーン」シリーズに参加、エネミー制作等を経て「オルタ」にてアートディレ クターを担当。その後「龍が如く」に立ち上げから参加しシリーズ全作にてエフェクト制作指揮として従事。環境整備や描画関連のTA業務も行う。 CEDEC2010、2011ではラウンドテーブル司会を始めとしたエフェクト関連セッションのスピーカーを務める。また2010のこのラウンドテーブル をきっかけに始まったエフェクト製作者コミュニティでも活動中。