ゲームプラットフォームとロボティックスは一見無関係のように見えますが、実は人間をセンシングするという根本的な機能実現において密接にかかわり合っており、一方の技術が進化すると一方に影響を与え互いに進化して続けてきた兄弟のような関係が存在しています。
ゲームのユーザーインタフェイスに大きな影響を与えたセンシング技術の解説からARや3次元認識などロボティックス発祥の技術のご紹介と今後の両者関係性や発展の歴史、今後の進化を考察する新しい試みに挑戦します。
講演者プロフィール
平田 真一
1992年 ソニー株式会社入社。NEWS, AIBO の開発に従事。
現在は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントにおいてユーザーインターフェース関連の技術開発を行っている。
夢は、R2-D2 のような頼りになるエージェントの実現。
《講師からのメッセージ》
ゲーム機も、家庭用ロボットも、人とのインタラクションが重要なので、特にユーザーインターフェース関連で必要とされる技術は似てくると思います。
本講演を通じて、ユーザーインターフェース技術が目指す未来を夢見ていただければ幸いです。
福島 紀行
ソニー株式会社にてエンターテインメントロボットAIBOの研究開発に従事。
その後、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントにてユーザーインターフェースの研究開発に取り組んでいる。
PS3向けワイヤレスコントローラ(SIXAXIS)、ワイヤレスコントローラ(DUALSHOCK®3)、PlayStation® Move モーションコントローラおよびPlayStation®Vitaのモーションセンシング機能の開発に携わった。
《講師からのメッセージ》
山岸 建
ソニー株式会社にてエンターテインメントロボットの開発に携わり、2004年より現職。
次世代プラットフォームなどに向けたリアルとバーチャルをつなぐ新たなユーザーインターフェイス技術の研究開発に従事しています。
《講師からのメッセージ》