ARMORED CORE Vのオンラインサービスにおけるクラウドサーバー活用事例

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日時:
2012年08月20日(月)11時20分〜12時20分
形式: セッション(60分)
受講スキル:
基本的なネットワークに関する知識。クラウドインフラサービス(IaaS)の概念的な知識。
受講者が得られるであろう知見:
クラウド上で運用されるゲームサーバーの開発、運用に関する知識
セッションの内容

コンシューマ機向けオンラインタイトルである『ARMORED CORE V』では、サーバーの運用をクラウドインフラサービス(IaaS : Infrastructure as a Service)の代表的なAmazon EC2(Elastic Compute Cloud)上で行っています。このセッションでは、Amazon EC2上でゲームサーバーを運用するために解決しなければならない問題点とその具体的な解決方法について解説します。また、クラウドを効果的に活用するための実装上・運用上の工夫(スケーラビリティ、対障害対応)についても紹介します。


講演資料

  • 27_ARMORED_CORE_V.pptx

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講演者プロフィール

惠良 和隆

惠良 和隆
所属 : 株式会社フロム・ソフトウェア
役職 : 技術部<br/> 執行役員/部長


2002年 豊橋技術科学大学 修士課程修了。同年、株式会社フロム・ソフトウェアに入社。
ゲームタイトル開発のためのライブラリ開発や技術研究を主に担当しつつ、タイトル開発にも携わる。
PlayStation3、Xbox360世代でマルチプラットフォーム対応タイトルを開発するためのフレームワーク開発および開発環境整備を推し進める。
meet-meでのサーバー開発から本格的にネットワークサービスの開発に携わり、そこからオンライン技術の研究開発と調査に重点を置き始める。
Armored Core Vにて、正式サービス用インフラとして初めてクラウドサーバーを用いる。



《講師からのメッセージ》


Amazon Web Serviceをはじめとするクラウドサービスの普及によって、オンラインサービスを提供するためのインフラ整備のハードルは大きく下がりました。特に、コンシューマゲーム機向けのパッケージタイトルでは、製品寿命とインフラコストとの兼ね合いからオンラインゲーム化を躊躇されている方も多いのではないでしょうか?クラウドを活用することで、このようなインフラに関連するリスクを下げることができます。
今後、クラウドを活用したオンラインタイトルがコンシューマゲーム機でもどんどん出てくることを期待しています!