このセッションでは3社の人事担当者が、各社の実例などを交え、ゲーム業界で働く人の実像についてざっくばらんにお話しします。
見る人の価値観や方向性により、求められる人材像は変わってきます。ゲーム開発という仕事を人事担当者はどう見ているのか、就職を考えている学生に求めたい事などを、人事担当者の視点でお話しします。
ゲーム業界にちょっと興味はあるけれど...という方から、まさに就職活動中の方まで、ぜひお越しください。
講演者プロフィール
宮脇 彰秀
早稲田大学法学部卒業。コロンビア大学経営大学院卒業(経営学修士)。
トヨタ自動車教育部および国際人事部で人材開発、グローバル人事戦略業務に携わる。その後ベイン・アンド・カンパニーおよびマーサーで経営コンサルティング、組織・人事関連コンサルティングに従事。クライスラー・アジアパシフィック 副社長、日本ロレアル 副社長、SAPジャパン バイスプレジデント、ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニー シニアバイスプレジデントを経て、2008年6月 スクエア・エニックス コーポレートエグゼクティブ、2009年10月より現職。
著書(共著):「世界で最も賞賛される人事」(日本実業出版社)、「企業が求める人間力Ⅱ」(社会経済生産性本部)、「大切なことはすべてクレドーが教えてくれた」(PHP研究所)講演:2009年 TGSフォーラム2009 等多数
《講師からのメッセージ》
日本から世界へ発信するゲーム、コンテンツのビジネスは、日本が世界に誇る、そして厳しい競争に勝利することのできるビッグビジネスです。それはわたしたちの英知と技術と想像力の賜です。このビジネスの魅力は人々をワクワクさせたり、ハッピーにすることでしょう。本当に好きなことだからやり続けられるし、やり遂げられる。この素敵なビジネスに共感し、興味を持っていただき、そして更なる発展を担ってくれるタレントがどんどん増えてくれたらと願っています。
松井 千夏
2007年に他業界からポリゴンマジック入社。開発職を経て、現在は法務・経営企画・採用人事等を担当。
≪講師からのメッセージ≫
初めまして、ポリゴンマジック株式会社の採用担当松井千夏です。
弊社も、毎年たくさんの学生さんにご応募いただきます。企業により、業界動向により採用事情は刻々と変化していくものですが「一緒に働いているイメージが湧く人」というキーワードは、応募する人からも、採用する会社からも大切な要件であると思います。
今回は、社内を見渡して、どういう人が採用され、活躍している?という事例を含めてお話しさせていただくことで、実際働いている人のイメージを少しでもお伝えしたいと思います。
コンテンツ開発を職業にしたい!という方の一助になるため、精一杯お答えさせて頂きたいと思います。よろしくお願い致します。
立野 怜子
2001年に新卒でフロム・ソフトウェアに入社。総務を経て、2002年から人事・採用を担当。
「業界お仕事研究フェア」の人事対談に参加するのは、2009年・2010年に続いて3度目。
≪講師からのメッセージ≫
一言で「ゲーム」・「ゲーム会社」といっても、いろいろな会社があります。三社三様な部分も、共通する部分もあると思いますので、今回のセッションではそうした部分をお伝えできればと思います。今後ますますゲームが多様化していくなかで、自分はどうしていきたいのか、どういう会社で働きたいかを考えるきっかけにしていただけたら幸いです。
平林 久和
1962年神奈川県生まれ。1985年青山学院大学卒業後、出版社・宝島社に勤務。ゲーム雑誌創刊編集者となる。
当時から「ゲーム業界」の成長を予見。ゲーム専門誌としては珍しいゲーム業界のニュース・報道ページを企画・取材・執筆した。日本でははじめて「ゲーム業界」の名がつく書籍、『ゲーム業界就職読本』を91年に刊行。新聞紙上で、ゲームに関することをはじめて日刊連載した内容をまとめた『ゲームの大学』(共著)。『ゲームの時事問題』などの著書がある。現在は『平林久和・ゲームの未来を語る』を連載中。
≪講師からのメッセージ≫
ゲーム業界はみなさんの知っていることとは、まったく違う変化が起きようとしています。「激しい変化」と、人間が働くうえでは「変わらないこと」。このふたつをご理解いただき皆さまのお役に立ちたい。お会いするのを楽しみにしています。